アニサキスによる食中毒に注意しましょう
ページ番号1025666 更新日 2023年1月19日
アニサキスとは
- アニサキスは寄生虫の一種で、その幼虫がサバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
- アニサキス幼虫は魚介類の内臓に寄生しますが、筋肉(魚肉)の中に存在することもあります。
- アニサキス幼虫は、長さ2~3cm、幅0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
アニサキス幼虫が寄生している魚介類を生や加熱不十分な状態で食べることで食中毒が起こります。
症状
- 急性胃アニサキス症は、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、おう吐などを起こします。
- 急性腸アニサキス症は、食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部の痛み、腹膜炎症状などを起こします。
※多くが胃アニサキス症です。
※激しい腹痛があり、アニサキスによる食中毒が疑われる際は、速やかに医療機関を受診してください。
予防方法
消費者の皆さまへ
- 魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください。
- 内臓を生で食べないでください。
- 目視でよく確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
※一般的な料理で使う食酢、塩、醤油、わさびなどでは、アニサキス幼虫は死滅しません。
事業者の皆さまへ
- 新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
- 魚の内臓を生で提供しないでください。
- 目視でよく確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
- 冷凍してください(-20℃で24時間以上の冷凍)。
- 加熱してください(70℃以上または60℃1分以上の加熱)。
※一般的な料理で使う食酢、塩、醤油、わさびなどでは、アニサキス幼虫は死滅しません。
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