食中毒を予防しましょう

ページ番号1015423 更新日 2022年9月21日

食中毒は、

  • 食中毒の原因となる細菌(食中毒菌)やウイルスや寄生虫が付着した食品
  • 有害な物質(自然毒、有害な化学物質)が含まれた食品

を食べることによりおこります。
主症状は、腹痛、下痢、発熱、おう吐などです。

代表的な食中毒

細菌性食中毒
カンピロバクター、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、病原大腸菌、ウェルシュ菌など
ウイルス性食中毒
ノロウイルス、E型肝炎ウイルスなど
寄生虫による食中毒
アニサキス、クドアなど
自然毒による食中毒
ふぐ、有毒植物(スイセンの葉をニラと間違えて誤食など)、毒キノコなど
化学物質による食中毒
ヒスタミン、ヒ素、鉛、農薬など

細菌性・ウイルス性食中毒予防のポイント

食中毒は、飲食店での食事以外に、毎日食べる家庭の食事でも発生しています。
家庭での発生では最初は症状が軽かったり、発症する人が少数で風邪や寝冷えと勘違いして食中毒とは気づかず、重症化することもあります。
家庭での食事作りにおける食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。

つけない!

イラスト:たっぷりの流水、液体せっけんを使った手洗い/調理器具の洗浄・消毒

手には様々な雑菌が付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように手洗いを徹底しましょう。
タイミングとしては、

  • 調理前
  • 生肉を扱った後に野菜を扱うなど、調理する食材の種類が変わる時
  • トイレに行った後や鼻をかんだ後
  • 食事前

また、調理器具もこまめに洗浄消毒しましょう。

ふやさない!

イラスト:冷蔵10℃以下、冷凍-15℃以下で保存

細菌は高温多湿な環境で増えるものが多いです。
食材を低温で保存することが大切です。
計画的に買い物をし、購入した食材は早めに食べましょう。

やっつける!

イラスト:しっかり加熱(75℃60秒以上)(ノロウイルスは85~90℃90秒以上)

ほとんどの細菌やウイルスは加熱により死滅しますので、食材をしっかり加熱して食べましょう。
特に肉料理は中心部までよく加熱することが大切です。
ただし、熱に強い菌や菌が生み出す耐熱性毒素により食中毒が起こることもあるので、上記のつけない!ふやさない!と組み合わせて対策を徹底してください。

食中毒に関する参考資料

ウエルシュ菌について

リーフレット:ウエルシュ菌食中毒に注意1

リーフレット:ウエルシュ菌食中毒に注意2

ノロウイルスについて

アニサキスについて

毒キノコについて

有毒植物について

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