ノロウイルス食中毒を予防しましょう
ページ番号1015417 更新日 2022年9月21日
ノロウイルス食中毒は、
- もともとノロウイルスで汚染された食品(カキなどの二枚貝等)
- 調理従事者の手指を介してノロウイルスで汚染された食品
を摂取することにより起こります。
ノロウイルス食中毒は1年中発生がありますが、特に冬季に多発します。
感染してから発症するまでの時間は24~48時間です。
主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱等ですが、感染しても症状が出ない人(不顕性感染)もいます。
ノロウイルスの特徴
ノロウイルスは感染力が非常に強く、少量のウイルスで感染・発症します。
ウイルスの除去が難しく、環境中でも感染性を長時間維持します。
患者の糞便や吐物内に大量のウイルスが排出されるため、吐物等から二次感染し、集団発生を引き起こすことがあります。
ノロウイルス食中毒予防の4原則
- 持ち込まない
調理従事者の健康管理を徹底しましょう。
調理場に入る前、トイレの後、盛付作業前等、適切なタイミングでしっかりと手洗いをしましょう。
ハンドソープを使用した流水による手洗いを2回繰り返すと効果的です。
下痢やおう吐等の症状があるときは、食品に直接触れる作業をしないようにしましょう。 - 拡げない
調理器具や設備内は、汚れをきちんと除去した上で定期的に消毒しましょう。
調理器具の消毒には200ppmの次亜塩素酸ナトリウムや熱湯が有効です。
吐物等を処理する場合は、手袋、マスク、ゴーグル、ガウン等を着用し、汚染物を可能な限り除去したのち、消毒しましょう。
カーペットが汚染された場合は、スチームアイロンが有効です。 - やっつける
ノロウイルス汚染のおそれのある二枚貝等の食品は、中心部を85℃~90℃で90秒以上加熱しましょう。 - つけない
ノロウイルスに感染すると、不顕性感染の場合や回復後であっても、ウイルスは一定期間糞便とともに排出されます。
ウイルスを保有している可能性を考慮し、手洗いの徹底、使い捨て手袋の着用等を行いましょう。
上記の詳細については以下のホームページ等をご参照ください。
- ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)
- ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット(厚生労働省)(外部リンク)
- ノロウイルス等の食中毒予防のための適切な手洗い(動画)(厚生労働省/MHLWchannel)(YouTube)(外部リンク)
- 大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省)(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
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