プラスチックごみ削減

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私たちの生活に身近なプラスチック

私たちの身の周りには、さまざまなプラスチックが溢れています。文房具や包装容器のような小さなものから、車、飛行機など大きなものまで、プラスチックは私たちの生活になくてはならないものです。一方、近年使用済みプラスチックごみがもたらす環境への影響が課題となっています。

プラスチックごみが与える環境への悪影響とは?

海に流出するプラスチックごみ

私たちの生活で発生したプラスチックの一部は様々な形で海へ流出し、海洋プラスチックごみとして海を漂います。
世界全体で毎年少なくとも800万t分のプラスチックごみが海に流出しているとされています。
これらの海洋プラスチックごみは海の生態系に大きな影響をもたらします。

イラスト:プラスチックごみの流れ


一度流出した海洋プラスチックごみは回収が難しく、このままのペースで推移すると令和32年(2050年)までに海洋プラスチックの量が魚の量を上回る計算です。(重量ベース)

燃焼すると発生する温室効果ガス

石油由来のプラスチックを燃焼するとCO2などの温室効果ガスが発生します。
温室効果ガスが増えすぎてしまうと、熱が十分に宇宙に放出されず、地球温暖化に繋がります。
例えば石油由来のレジ袋1枚(約6.8g)を燃焼するとCO2が約21g発生します。

イラスト:石油由来のレジ袋を燃焼するとCO2が発生


環境省によると1人当たりの年間レジ袋使用枚数は約240枚と言われています。
これを吹田市民全員が使用していると考えるとかなりの量のCO2が排出されます。

私たちにできることはなんでしょう?

No!レジ袋

スーパーやコンビニで買い物をすると、ついレジ袋を貰ってしまう方もいるかもしれません。
便利だからと余分に貰いすぎて、捨ててしまっていませんか?

吹田市を含む北摂7市3町の一部の食品スーパーでは、平成30年(2018年)6月からレジ袋の無料配布を中止しています。
北摂地域で買い物をされる方が全員マイバッグで買い物をされると、年間約5,000トンのごみと約1万6,000トンのCO2を削減できると予想されます。
吹田市の未来のために、レジ袋の使い方について考えてみましょう。

その他の活動

御参加いただいた市民の方に海洋プラスチックごみの問題を知っていただくため啓発チラシを配布しました。

啓発チラシ

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