ペットの防災対策
ページ番号1015345 更新日 2025年4月4日
災害が起こったときに自身とペットの安全を確保するため、普段からの備えが大切です。
日頃の備え
住まいや飼養場所の防災対策
住まいの災害対策をして、人とペットの安全につなげましょう。
- 家具やケージの固定、転倒防止、落下防止
- 屋外飼養の場合は、飼養場所の安全確認
- ケージなどペットの避難場所の確保
備蓄品と避難セット
次のような避難用品を少なくとも5日分は準備しておきましょう。
- 優先順位① エサ、水、食器、薬、療法食、キャリーバッグ、洗濯ネット(猫の保護に便利)、予備の首輪、リード、ペットシーツ、トイレ用品、ポリ袋
- 優先順位② 飼い主や預け先の連絡先・緊急連絡先情報、ワクチン接種状況・既往症等の情報
- 優先順位③ タオル、ブラシ、ウェットティッシュ、おもちゃ、ブランケット、ガムテープ、マジック
ペットのしつけと健康管理
災害時にペットホテルや知人に預けたり、避難所に同行避難することを想定し、普段から次のことをしておきましょう。
- ケージ、人、動物に慣らす
- トイレ・過剰に吠えさせないトレーニング
- 避妊去勢手術・予防接種・ノミダニ駆除
- 鑑札・マイクロチック・名札
家族や地域住民との連携
次のことを決めておきましょう。 地域の避難訓練に参加しましょう。
- 連絡方法・集合場所・避難方法
- 役割分担
- 留守中の対処方法
- ペットの預け先
知識と情報収集
避難所の場所や避難経路などを確かめておきましょう。
市内の避難所におけるペットスペースの確保状況
次のリンクの「避難所の状況について」の項目にある避難所状況一覧(PDFファイル)を開き、「ペット」の列を確認してください。
車での一時避難ができる場所
スーパービバホーム・吹田市・摂津市の3者で協定を結んでおり、同店舗は災害時には、車両による避難とペット同行による一時避難場所として利用できることとなっています。
その他の情報
次のリンクから避難所の場所などの情報を確認してください。
災害が起こったら
避難の判断
- 自宅の損壊が大きい...、余震などで倒壊が心配...、火災や土砂災害が心配...このようなときは躊躇(ちゅうちょ)せずペットと一緒に一時避難地等に避難してください。
- その後の避難生活先は、在宅避難、ホテル、車中泊、知人や親戚の家、避難所、飼い主とペットの避難先は一緒か別か等、選択肢を多く考えておいてください。
避難所について
- 避難所には、動物が苦手な人やアレルギーを持っている人がいるため、ペットの飼育スペースは避難者の居住スペースと分けられます。
- 基本的にペットのフードやトイレ用品などは飼い主が準備します。
- 多数の人との共同生活になるため、飼い主は、周囲に配慮し、避難所ごとに定められたルールに従い、責任を持ってペットを管理する必要があります。
- 避難生活が長くなるときなどは、飼い主同士が協力して助け合いましょう。
ペットを受け入れる避難所を運営される方へ
発災時の混乱を避けるために
それぞれの避難所にあった次のルールをあらかじめ決めておき、発災時の混乱を防ぎましょう。
- ペット飼養スペース
- 飼養ルール など
ペット飼養スペースの選定ポイント
- 鳴き声や臭いでトラブルが起きないよう一般の避難者のスペースと離す
- 屋外の場合は、風雨や日光、寒さをしのげる(ブルーシートを張れる)
- 車両の出入りや作業の妨げとならない
- アレルギーの方や苦手な方に配慮できるよう一般の避難者と動線が交わらない
- 犬をつなぐことのできるフェンスや柱がある(ケージを持っていない人のため)
- 咬傷事故等を防止するため関係者以外が近寄らないようにできる
- 清掃しやすい
飼養スペースの例
倉庫 下足室 屋根のある渡り廊下 プール用の更衣室 風除室 自転車置き場 特別教室 階段の踊り場 シートを被せたサッカーゴール
ペット飼養ルールの参考例
スターターキットを準備しませんか?
- スターターキットは、避難所に来た飼い主同士が協力してペットの受入れ準備ができるよう、アクションカード(作業手順書)、道具、受付用紙、飼育ルールなどを入れたキットです。
- 避難所運営者がそれぞれの避難所に合わせて作成し、避難所に備えておくことで、発災時における負担を軽減することができます。
- アクションカードなどの参考例を添付しますので、作成する際に利用してください。
- 保健所でサンプルの貸出しをしています。ご相談ください。
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スターターキット物品例一覧 (Excel 12.6KB)
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ペット届け出用紙(吹田市避難所運営マニュアル作成指針:様式Ⅷ-13) (PDF 50.2KB)
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ペット整理簿(吹田市避難所運営マニュアル作成指針:様式Ⅷ-14) (PDF 50.2KB)
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アクションカード例(作業手順書の例) (PPT 2.5MB)
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ペット飼養ルールの例 (Word 23.1KB)
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名札カードの例 (Word 12.8KB)
ペット受入れの訓練の事例
- 和6年度の吹田市一斉合同防災訓練では、山田第二小学校で山二地区防災対策委員会と地域の方々による避難所設営などの訓練が行われました。
- この訓練では、吹田市健康医療部衛生管理課も協力し、吹田市で初めての試みとして「ペット同行避難訓練」が実施されました。
- スターターキットを活用したスムーズなペットスペースの設営と受付けの運営が行われていました。
- 訓練や講習会に関するご相談を承っています。企画検討されている自主防災組織の方はお問合せください。
関連リンク
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災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>(環境省)(外部リンク)
-
「人とペットの災害対策ガイドライン災害への備えチェックリスト」(環境省)(外部リンク)
-
ペットも守ろう防災対策(環境省リーフレット) (PDF 2.3MB)
-
ペットも防災(吹田市リーフレット) (PDF 910.1KB)
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 衛生管理課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:06-6339-2226 ファクス番号:06-6339-2058
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