百日咳
ページ番号1038851 更新日 2025年4月28日
百日咳が流行しています。
2025年16週(4/14~4/20)時点で全数把握疾患感染症に変更された2018年から2024年の同時期に比較し最も高い報告数で推移しています。
百日咳とは
百日咳は、主に百日咳菌を原因とするけいれん性の咳発作を特徴とする感染力が強い急性の気道感染症です。
母親からの免疫が十分でなく、乳児期早期から罹患する可能性があり、乳児(特に新生児や乳児期早期)では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至ることもあります。
感染経路は、鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされています。
通常5~10日程度の潜伏期間を経て、発症します。
症状の経過は3期に分けられ、全経過で約2~3か月で回復するとされています。
①カタル期:かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。(約2週間持続)
②痙咳期 けいがいき:次第に特徴ある発作性けいれん性の咳(痙咳)となります。(約2~3週間持続)
③回復期:激しい発作は次第に減衰し認められなくなります。(約2~3週間)
予防
百日咳の予防には、5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)等の接種が有効です。
定期接種
生後2か月から90か月(7歳6か月)未満の方を対象としています。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
治療法
生後6カ月以上は、抗菌薬による治療が検討されます。また、咳が激しい場合には咳止め等の対症療法が行われることがあります。
関連情報
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