エムポックス
ページ番号1027640 更新日 2024年8月1日
エムポックス
2022年5月以降、主にアフリカ大陸で発生が報告されていた「エムポックス」の患者について、世界全体の症例の報告数は減少しましたが、2023年3月以降東アジア、東南アジアなどからの報告が増加しています。国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後散発的な患者の発生が報告されています。
※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。
どんな病気か
サル痘ウイルスによって感染する病気です。
一般的には発熱や発疹、リンパ節の腫れ等の症状がみられますが、多くの場合は数週間で自然に治ります。
症状
潜伏期間は5-12日(多くは7-14日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
身体の部位に関係なく、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。特に顔、口、手足、肛門、臀部での発生に注意してください。水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。
感染経路
主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
症状があった場合
エムポックスを疑う症状が見られた場合は、最寄りの医療機関や保健所に相談してください。
医療機関を受診する際には、自家用車など他人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるか、やむを得ず公共交通機関を利用する場合は、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をしてください。また、比較的空いている時間帯やスペースを選ぶなど、他人との接触を避けるよう行動してください。
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厚生労働省(外部リンク)
発生状況、リーフレット等 -
国立感染症研究所(外部リンク)
皮疹例、感染予防策 -
国立国際医療研究センター 国際感染症センター感染症対策支援サービス(外部リンク)
感染が疑われる方への資料 - エムポックス診療の手引き 第2.0版(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
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【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
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