水痘(みずぼうそう)

ページ番号1036612 更新日 2024年10月9日

水痘とは

水痘とは、いわゆる「水ぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、感染力が強く、10歳までに約80%の子どもがかかると言われています。潜伏期間は感染から2週間程度です。発疹の出現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。一般的には、軽症で済みますが、なかには重症化し、熱性けいれん、肺炎、気管支炎、脳炎等の合併症を引き起こすこともあります。近年の統計によれば、日本では水痘は年間100万人程度発症し、4000人程度が入院、20人程度が死亡していると推測されます。

予防

発症予防には水痘ワクチンが有効です。水痘ワクチンの定期接種は、生後12か月から生後36か月に至るまでの間にある方(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日前日までの方)を対象としています。

定期接種

子どもの定期予防接種(水痘(水ぼうそう)ワクチン接種)については、下記のリンクをご覧ください。

治療法

一般的には予後が良好な疾患であり、基礎疾患がない小児が感染した場合には、特に治療を行わなくても自然経過で治癒します。重症化する可能性がある場合には、治療薬として、抗ウイルス薬が投与されます。

関連情報

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