水痘(水ぼうそう)ワクチン接種
ページ番号1016752 更新日 2022年10月19日
病気の説明
水痘はいわゆる「水ぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、感染力が強く、10歳までに約80%の子どもがかかるといわれています。潜伏期間は感染から2週間程度です。発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。一般的には、軽症で済みますが、なかには重症化し、熱性けいれん、肺炎、気管支炎、脳炎等の合併症を引き起こすこともあります。近年の統計によれば、日本では水痘は年間100万人程度発症し、4000人程度が入院、20人程度が死亡していると推測されます。
水痘(水ぼうそう)ワクチンとは
水痘・帯状疱疹ウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。
1回接種の場合、ワクチンを受けた者のうち、約20%はワクチンを受けた後に水痘にかかることがありますので、確実に予防するために2回の接種を行います。
ワクチンと副反応
副反応として、発熱、発疹および局所の発赤、腫脹、硬結等があります。通常は、数日で自然に治ります。ごくまれにアナフィラキシー様症状、急性血小板減少性紫斑病等が現れることがあります。
対象者及び接種方法
回数 | 対象者 | 標準的な接種期間 | 接種間隔 |
---|---|---|---|
1回目
|
生後12か月から 36か月(3歳)未満 |
生後12か月から |
1回目終了後3か月以上の間隔をおいて 2回目を接種 |
2回目 | 生後12か月から 36か月(3歳)未満 |
1回目終了後 6か月から12か月の間隔 |
1回目終了後3か月以上の間隔をおいて 2回目を接種 |
- すでに水痘に罹患したことがある場合は、対象外
- 任意接種としてすでに水痘(水ぼうそう)ワクチン接種を受けたことがある場合は、すでに接種した回数分の接種を受けたものとみなす
費用
無料
接種時に必要なもの
- 吹田市の予診票
- 母子健康手帳
接種場所
吹田市内の協力医療機関
吹田市外及び市内の協力医療機関以外で接種される場合は、次のリンクから手続き等についてご覧ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
ファクス番号:06-6339-2058
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。