Hib(ヒブ)ワクチン接種
ページ番号1016758 更新日 2024年4月1日
お知らせ
令和6年4月1日より、これまでの4種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)に、ヒブ感染症ワクチンが加わった、5種混合ワクチンが使用できるようになりました。
病気の説明
インフルエンザ菌b型(Hib)は、乳幼児の化膿性髄膜炎、敗血症、喉頭蓋炎などの重篤な全身感染症の原因となっています。
Hib(ヒブ)による髄膜炎は5歳未満人口の約10万人に7.1~8.3人とされ、年間約400人が発症し、約11%が命に関わる場合や深刻な後遺症を残すと推定されています。
このワクチンを接種することで、細菌性髄膜炎等の約9割が予防できると言われています。
Hib(ヒブ)ワクチンとは
インフルエンザ菌は7種類に分類されますが、重症例は主にb型のため、ワクチンとしてb型が使われていて、このHib(ヒブ)ワクチンは世界的に広く使われています。定期接種として導入後、乳幼児の化膿性髄膜炎、敗血症、喉頭蓋炎などの重篤な全身感染症は激減しています。Hib(ヒブ)ワクチンは、初回接種の開始時の月齢ごとに以下の方法により接種を行います。
ワクチンと副反応
副反応として、接種局所の発赤、腫脹、硬結、疼痛、全身反応として不機嫌、食思不振、発熱などが認められる場合があります。
対象者及び接種方法
期区分 | 対象者 | 標準的な接種期間 | 接種間隔 |
---|---|---|---|
初回 (1) (2) (3) |
生後2か月から60か月(5歳)未満 | 生後2か月から7か月未満 | 27日(医師が認める場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔で(1)(2)(3)を1回ずつ接種 ((2)(3)は生後12か月までに接種し、それを超えた場合は接種しない。追加接種は可能) |
追加 | 生後2か月から60か月(5歳)未満 | 初回(3)終了後7か月から13か月までの間隔 | 初回(3)終了後7か月以上の間隔で1回接種 ((2)(3)が生後12か月までに終了しなかった場合は、初回の最後の接種から27日以上の間隔で1回接種) |
- 生後7か月から12か月未満で接種開始の場合、上記の接種間隔にて、初回接種は2回、追加接種1回接種
- 1歳から5歳未満で接種開始の場合、1回接種
費用
無料
接種時に必要なもの
- 吹田市の予診票
- 母子健康手帳
接種場所
吹田市内の協力医療機関
吹田市外及び市内の協力医療機関以外で接種される場合は、次のリンクから手続き等についてご覧ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
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