健康経営
ページ番号1019509 更新日 2024年5月30日
健康経営とは
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。
従業員と一緒に健康の維持や増進に取り組むことで会社の活性化やイメージ、業績を向上させていく取組です。
※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
健康経営のメリット
企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上につながると期待されます。
健康経営に取り組む企業の事例
印刷業A社
慢性的な人手不足によるコミュニケーションの悪化、若手社員の離職等の問題を抱えていた中、事業継続のための取組として健康経営をスタート!
取組内容
- 産業カウンセラーを中心にメンタルヘルス不調者へのフォロー体制の整備
- 食生活改善に向けた朝食の提供や、自動販売機の低カロリー飲料への切替え
- 運動不足解消に向けた週1回のプログラム(ラジオ体操、ヨガ等)の導入等
効果
従業員の体調が改善され、職員間の連携が密になったことで、残業時間を年々減らす中でも業績を維持しています。
建設業B社
従業員の重度の病気発見や、体調不良を訴える従業員の長期休暇等をきっかけに健康経営をスタート!
取組内容
- 協会けんぽの生活習慣病予防健診の費用を全額事業所が負担することで、定期健康診断の受診率100%を達成
- 禁煙外来を集団受診し、9割以上が禁煙に成功
効果
従業員の健康意識の向上、会社のイメージアップにつながり、求人説明会の参加者も増加し、採用に繋がりました。
健康経営の始め方
- STEP1 「健康宣言」を実施しよう
健康経営を経営理念の中に明文化し、企業として取り組む姿勢を社内外に発信する。
※中小規模事業者の方は、協会けんぽ等の医療保険者が実施する「健康宣言」事業に参加しましょう。 - STEP2 実施できる環境を整えよう
経営層全体で取組の必要性を共有したり、担当者・担当部署を設置するなど、取り組みやすい体制を作る。 - STEP3 具体的な対策をしよう
自社の健康課題を見つけ出し、目標を設定した上で施策を実行する。 - STEP4 取組を評価する
施策の効果を経営層を含めて確認し、現状の取組の評価を次の取組に生かしていく。
健康経営優良法人認定制度
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備しています。
詳しくは以下をご覧ください。
関連リンク
国・大阪府の関連ページ
- (健康経営優良法人認定事務局ポータルサイト)ACTION!健康経営(外部リンク)
- (経済産業省)企業の「健康経営」ガイドブック 連携・協働による健康づくりのススメ(外部リンク)
- (経済産業省)健康経営優良法人認定制度(外部リンク)
- (大阪府)健康経営の推進について(外部リンク)
- (大阪府)健活10(今こそ!健康経営)(外部リンク)
関係機関のページ
吹田市の関連取組
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 健康まちづくり室
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号: 【総務・健都・健康づくり・DH・企画担当】06-6384-2614
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