カラダがよろこぶ暮らしのヒケツ〔市報すいた 令和7年(2025年)2月号〕
ページ番号1037784 更新日 2025年1月31日
市では、健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の向上を目標に、健康づくりに関する8つの分野での取り組みを進めています。本特集では、そのうち5つの分野をピックアップして紹介しています。いつまでも健康でいるために、まずはふだんの生活習慣から見直してみませんか。◆問い合わせ/健康まちづくり室(出口町 電話6384-2614 ファックス6339-2058)。
健康すいた21で取り組む8分野
- くらしにとけこむ健康づくり
- 食べる
- 動く・出かける
- 眠る・癒す
- 歯と口腔の健康
- たばこ
- アルコール
- 診てもらう
ヒント1 栄養バランスは大丈夫?
栄養素のとり過ぎや不足に注意。主食、主菜、副菜を組み合わせ、バランスよく食べることが大切です。
ヒント2 食塩のとり過ぎ?
食塩のとり過ぎは、高血圧などさまざまな病気を引き起こすリスクがあります。麺類の汁を全部飲まないなど、少しの工夫でとり過ぎを防げます。
ヒント3 運動できている?
大人の運動量は、1日60分の簡単な運動、週2~3日の筋トレが目安。テレビを見ながら筋トレやストレッチ、階段を使うなど、日常生活の中でも活動量を増やすことができます。
ヒント4 十分な睡眠がとれる?
快適に睡眠をとるためには、暗く静かな寝室で、適切な睡眠時間を確保することが大切です。就寝前のデジタル機器の使用は控えましょう。
ヒント5 煙やにおいは大丈夫?
換気扇の下やベランダでたばこを吸っていても、有害物質は部屋に残り、受動喫煙を生じさせます。また、近隣にも煙が流れることから、周囲への配慮が必要です。
ヒント6 お酒の量は適切?
アルコールの影響は、年齢や性別、体質などによって異なります。自分のアルコール摂取量を把握し、飲酒量を少し減らす意識が大切です。
今日から実践! ライフスタイルをアップデート
食べる
日々の食生活が体をつくる!
食べることは体づくりの基本です。栄養バランスや食習慣に意識を向け、ふだんの生活の中で、できることから始めてみましょう。
自分に必要な栄養量をチェック
エネルギーや栄養素の必要量は、年齢や性別、1日の活動量によって異なります。食品のパッケージにある栄養成分表示をチェックして、自分に合った食生活を心がけましょう。詳しくは消費者庁のページへ。
バランスよく、塩分控えめに
主食、主菜、副菜を組み合わせるようにしましょう。外食でも、野菜を使った料理を組み合わせる、食塩のとり過ぎ防止のため麺類の汁は全部飲まないなど、体に良い食べ方を意識してみましょう。
動く・出かける
体を動かそう!
体を動かすことは、体力・筋力アップやリラックス効果があるだけでなく、生活習慣病や認知症、がんの予防にもつながります。日常生活の中で活動量を増やす工夫をし、継続して取り組みましょう。
+10(プラス・テン)
今より1日10分多く、体を動かしてみましょう。
手軽にできる+10
- 階段を使う
- 自転車・徒歩通勤、近くの買い物は徒歩で
- 1つ手前の駅・バス停で降りて歩く
- 歯磨きしながら、かかと上げ
- 仕事や家事の合間にストレッチ
体を動かす目安
子供
1日60分以上の体を動かす遊びなど
成人
1日60分の身体活動(8000歩が目安)
週2~3日は筋トレ
高齢者
1日40分の身体活動(6000歩が目安)
週3日はバランス・柔軟運動など
週2~3日は筋トレ
※厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」より
眠る・癒す
睡眠で自分メンテナンス
睡眠には、免疫力の維持・向上、記憶の整理・定着のほか、ストレス解消や抑うつ症状の緩和、肥満予防などの効果もあります。質・量ともに十分な睡眠をとりましょう。
快適な睡眠のコツ
できることから始めてみましょう。詳しくは厚生労働省ホームページへ。
- 年代に合った適切な睡眠時間の確保
- 寝室は、暗く、静かに、適温で
- 朝食をとり、日中適度に体を動かす
- 寝る直前の食事は控える
- 夕方以降のカフェイン摂取、飲酒は控え、禁煙する
- 不安があれば専門家に相談を
睡眠時間の目安
1・2歳
11~14時間
3~5歳
10~13時間
小学生
9~12時間
中学・高校生
8~10時間
成人
6時間以上
高齢者
8時間以内(寝床で過ごす時間)
※厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」より
たばこ
NO!受動喫煙
喫煙は自らの健康への害だけでなく、受動喫煙による周囲の人の健康被害も深刻です。たばこを吸うときは、周囲の人への配慮を心がけましょう。
飲食店でのルールが変わります
今年4月に大阪府受動喫煙防止条例が全面施行され、客席面積30平方メートル超の飲食店は原則、屋内禁煙となります。詳しくは府ホームページへ。
禁煙にチャレンジしよう
卒煙支援ブースは、禁煙を促す密閉型喫煙所で、喫煙者に対して禁煙を意識するきっかけづくりを行っています。これまでに同ブースの利用をきっかけに禁煙に成功した人は、11人(令和6年12月末現在)。JR岸辺駅北口、JR吹田駅北口、江坂公園、豊津公園に設置しています。
アルコール
お酒とのつきあい方
飲酒は、少量でも生活習慣病などの病気のリスクを高めます。また、習慣的な飲酒は、アルコール依存症を招く場合があります。アルコールのリスクを理解し、上手につきあいましょう。
アルコール摂取量を知ろう
アルコールの影響は、年齢や性別、体質などによって異なります。自分のふだんの摂取量を把握しましょう。
アルコールの心得
自分のアルコール摂取量を把握し、飲酒量を少し減らす意識を持ちましょう。
- あらかじめ量を決めて飲酒する
- 飲酒前、飲酒中に食事をとる
- 休肝日を設ける
- ノンアルコール飲料を上手に活用する
- つまみは揚げ物や濃い味を避け、たんぱく質やビタミン、ミネラルが含まれたものを選ぶ
こころの健康相談
保健所では、アルコールをはじめ、薬物やギャンブルなど依存症関連の相談を受け付けています。依存症は正しいケアとサポートで回復できる病気です。一人で悩まず、相談してください。◆問い合わせ/地域保健課(出口町 電話6339-2227 ファックス6339-2058)。