ピックアップ吹田〔市報すいた 令和7年(2025年)1月号〕
ページ番号1037367 更新日 2024年12月27日
市議会11月定例会に提案
主な内容を紹介します。
予算案件
中学校全員給食の開始に向けた委託料(令和6~25年度)
263億1417万円
令和10年度中の開始を目標に進める中学校の全員給食に向けて、給食調理などの業務を行う事業者を募集します。
健都の強みを活かし、国立循環器病研究センターや国立健康・栄養研究所などとも連携することで、生活習慣病予防の基礎づくりにつながる給食の提供をめざします。
中学校の部活動の外部委託を拡大(令和6~8年度)
3億2153万円
顧問の不在などによる部活動数の減少や教職員の負担などを解消するため、令和6年4月から市内中学校5校5部活で部活動の外部委託を試行実施しています。
生徒の活動機会の確保や専門的な技術指導の確保、教職員の時間外在校等時間の削減などが確認できたため、令和7年4月から拡大するものです。
佐川急便と災害時などにおける物資輸送・管理強化の協定を締結
市と佐川急便関西支店は11月21日、災害時などに物資の輸送や管理強化を図り、市民の命と生活環境を守ることを目的に、「災害時等における物資輸送及び管理等に関する協定」を締結しました。
災害時には、物資輸送拠点での物資管理や荷役作業などで支援を受けます。また、平時から各種訓練・啓発活動で連携を図る予定です。◆問い合わせ/危機管理室(電話6384-1753 ファックス6369-6080)。
ガンバ大阪 天皇杯で準優勝
11月23日、国立競技場で開かれた天皇杯決勝戦に出場したガンバ大阪。
ヴィッセル神戸との関西対決は接戦の末、惜しくも1対0で敗れたものの、準優勝を果たしました。
天皇杯準決勝で劇的な決勝点を決めたガンバ大阪の坂本一彩選手は、「決勝の舞台で負けると他の試合よりも悔しい。でもその気持ちがあるからこそ、またここに戻ってきたいし、次は絶対にタイトルを取りたい」と話しました。
後藤圭二の市長コラムこもれび通り
忘れてた!
「あれ?ない!」先日、東京出張のため新大阪駅のホームまで来て、スマートフォンを自宅に忘れたことに気付きました。旅行や出張に限って神様はイタズラ、いや、私はミスを犯します。そのときの気持ちはもう何とも言えません。同行していた秘書は「市長と離れたら連絡が取れない」と青ざめていました。
スマホ無しの2日間は案外快適でした。ポケットは軽く、着信やメッセージ、バッテリー残量を気にする必要がなく、束縛されることのない、すがすがしさを感じました(裏でいろいろとフォローしてくれていた秘書のおかげではありますが)。
特に意識せず、ふだん使っているもの、守っていること、習慣化していること。それらをやめたとき、失ったときに初めてその価値に気付きます。それがいかに大切であったか、あるいは意味がなかったか。
大きな話になります。私たちは四季を失いつつあります。春夏秋冬の季節の移ろいが日本特有の情緒や文化を育んできましたが、雨の降り方も含め気候に穏やかさがなくなってきました。「二季」とその短い合間を生きるこれからの人々は、新たにどのような文化を紡ぐのでしょうか。
「秋晴れって何?」「小春日和?」「寒い、の次は暑いでしょ」このように四季を忘れてしまう日が来るかもしれません。そして、AIに頼る時代が訪れても、決して忘れてはならないことがあります。「あ、人間やっちゅーことを忘れてた!」