新年のごあいさつ〔市報すいた 令和7年(2025年)1月号〕
ページ番号1037363 更新日 2024年12月27日
吹田市長 後藤 圭二
明けましておめでとうございます。
みなさまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
昨年の元日に能登半島で大きな地震が発生し、一年が経過しました。本格的な復興段階まではまだ遠く、9月の豪雨でも甚大な被害を受けた被災地では、先の見えない復旧作業に行政、市民が懸命に取り組まれています。本市は、発災直後から石川県輪島市へ職員チームを派遣し、復旧対応を支え続けています。
本市においては、昨年、南千里に「吹田市総合防災センター(DRC Suita)」を開設するとともに、北摂5市の共同による北大阪消防指令センターの運用を開始するなど、災害への備えを強化しています。とはいえ、「自分の命は自分で守る」という基本を忘れてはなりません。ご家庭や地域でも、改めて防災への意識を高めていただきたいと思います。
団塊の世代が全て75歳以上となる、いわゆる2025年問題といわれる年を迎えました。少子高齢化や人口減少が急速に進むわが国において、本市は現在も人口が増え続けています。そのような特異的な状況にある吹田市だからこそ、果たすべき使命があります。今後も、良好な住環境の整備を進めるとともに、子育て、教育、福祉など各分野の課題にしっかりと対応し、市民のみなさまの安心安全で豊かな暮らしをお守りするため全力で取り組んでまいります。
みなさまにとりまして、実り多い一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
吹田市議会議長 泉井 智弘
明けましておめでとうございます。
市民のみなさまにおかれましては、すがすがしく初春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年に能登半島をはじめ、日本各地で発生した自然災害などによって被災されたみなさまへ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
さて、昨年はパリオリンピック・パラリンピックで吹田市ゆかりの選手が多数活躍され、私たちに大きな感動と希望を与えてくれました。また、市内の2つの小学校で創立150周年記念式典が開催されたほか、多くの小中学校や地区公民館などにおいても歴史的な節目を迎えられ、大変喜ばしい出来事が多くあった1年でありました。長い歴史の中、さまざまにご苦労もあったことと拝察しますが、関係者のみなさまの努力が今の吹田の発展を支えてくださっていると強く感じる次第であります。
今年は実(巳)のなる年として、昨年まいた種が大きく実を結ぶ年でもあるようです。市議会では、市が取り組む子育て・教育・福祉施策、防災・減災対策などの諸課題にみなさまの声が確実に反映されるよう、鋭意努力してまいる所存ですので、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びになりますが、市民のみなさまのますますのご健勝とご多幸を心から祈念申し上げまして、年頭にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。