10月29日は世界脳卒中デーです
ページ番号1040756 更新日 2025年10月22日
世界脳卒中機構が結成を記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー」として宣言しました。
世界脳卒中機構は、世界脳卒中デーに際し、脳卒中予防の重要性を全世界に呼びかけています。
世界脳卒中デー宣言(邦訳)
「脳卒中:予防そして治療可能なカタストロフィー」
※カタストロフィー:悲劇的な結末、大惨事
脳卒中とは
脳卒中とは、脳の血管が破れたり詰まったりすることによって、脳が障害を受け、突然の激しい頭痛やしびれ、ろれつが回らないなどの症状が現れる病気です。
その中でも脳卒中は2つに分類されます。
脳出血:脳の血管が破れる病気
脳梗塞:脳の血管が詰まる病気
脳卒中は日本人の死因の第4位であり、要介護の原因は認知症に次いで第2位の疾患です。
主な初期症状
脳卒中の合言葉は「ACT FAST」です。
Face:顔の歪み、顔半分の麻痺
Arm:片方の手の力が入らない
Speech:ろれつが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない
上記のような症状が突然現れたら脳卒中を疑い、症状が出た時刻(Time)を確認して、すぐに救急車を呼びましょう。

予防
脳卒中の予防には、高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙・多量飲酒と不整脈(心房細動)の管理が大切です。
減塩、運動、禁煙など、生活習慣を改善することが予防への第一歩となります。
また、定期的に健康診断を受け、その結果を確認することも大切です。
●脳卒中の予防十か条2025
第1条 手始めに 高血圧から 治しましょう
第2条 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
第3条 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
第4条 予防には たばこを止める 意志を持て
第5条 飲むならば なるべく少なく アルコール
第6条 高すぎる コレステロールも 見逃すな
第7条 お食事の 塩分・脂肪 控えめに
第8条 体力に 合った運動 続けよう
第9条 万病の 引き金になる 太りすぎ
第10条 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
脳ドックを受けましょう
脳ドックとは、頭部のMRI・MRAならびに頚部超音波検査などを用いて、脳に関係する疾患の診断あるいは疾患のリスクの早期発見などを目的に行われる健康診断の一種です。
吹田市では、吹田市国民健康保険に加入されている方が脳ドックを受診された場合に、申請に基づいてその費用の一部を助成する、脳ドック助成制度があります。
脳ドック助成に関する情報について、詳しくは「人間ドック、脳ドック助成(国保)」(吹田市ホームページ)をご覧ください。
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