B型・C型肝炎

ページ番号1030712 更新日 2024年1月4日

「知って、肝炎プロジェクト」(厚生労働省)

令和2年度『厚生労働省肝炎総合対策推進国民運動事業(知って、肝炎プロジェクト)』より、肝疾患診療連携拠点病院と協力した「肝炎啓発動画」が配信されています。
肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性など、わかりやすい動画になっていますので、ご覧ください。

B型肝炎について

B型肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる病気で、日本人の110万人~120万人がこのウイルスに感染していると考えられています。
B型肝炎ウイルスは主にB型肝炎ウイルスの含まれる血液や体液が傷などから体内に入って感染します。

B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝臓がん(肝細胞癌)など命に関わる病気を引き起こすこともあります。

C型肝炎について

C型肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる病気で、日本人の90万人~130万人がこのウイルスに感染していると考えられています。自覚症状がほとんどないため、感染していることに気づかない場合も多くみられます。
主な感染経路は、過去の輸血、血液製剤の使用、注射器の連続使用などがあります。現在は日常生活ではほとんど感染することはありません。感染すると約70%の人が持続感染者となり、放置すると慢性肝炎から肝硬変、肝臓がん(肝細胞癌)へといたる場合があります。

早期に感染を発見し、適切な検査や治療をすることが大切です。吹田市では無料の肝炎検診を行っています。20歳以上で一度も受けたことがない方は、受けることができます。また、0歳のお子さんは1歳までに3回のB型肝炎ワクチン(定期接種)を受けるようにしましょう。

大阪府肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成について

大阪府では、肝炎ウイルス検査の結果が陽性の方を対象に、大阪府肝炎専門医療機関における肝炎ウイルスの初回精密検査(医療保険適用のものに限る)を受けた際の、検査費用の自己負担分を助成しています。
詳しくは、次のリンクの「大阪府肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成」をご覧ください。

大阪府肝炎定期検査費用助成について

大阪府では、令和3年4月より肝炎ウイルスの感染を原因とする慢性肝炎・肝硬変・肝がん(治療後の経過観察含む)の方が、大阪府肝炎専門医療機関で定期的に受ける検査費用の自己負担分の一部助成を行っています。
詳しくは、「大阪府肝炎定期検査費用助成について」をご覧ください。

厚生労働省C型肝炎特別措置法の一部改正について

C型肝炎特別措置法の一部が改正され、給付金の請求期限が2023年1月16日から2028年1月17日に延長されました。
詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。

肝炎に関するリンク先

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このページに関するお問い合わせ

健康医療部 成人保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番2号(吹田市立保健センター内)
電話番号:
【成人保健担当(吹田市国民健康保険被加入者の健(検)診や保健事業を含む】 06-6339-1212
【公害・原爆担当】 06-6384-1827
ファクス番号:06-6339-7075
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