難聴について
ページ番号1037773 更新日 2025年2月4日
若い年代も気をつけて!ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)を知ってますか?
騒音性難聴とは、大きな音にさらされることによる聴力の低下のことを指します。
長時間大きな音を聞き続けることで、音の役割をしている有毛細胞がダメージを受け、高い音から徐々に聞こえにくくなっていきます。
若い年代で、ヘッドホンやイヤホンで大きな音を長時間連続して、聞き続けることによって、聞こえにくくなったり、耳鳴りや耳が詰まった感じがするヘッドホン難聴(イヤホン難聴)の危険にさらされています。近年10~40代の聴力が低下してきていると報告されています。
ヘッドホン難聴の予防
- 音量を下げたり、連続して聞かずに休憩を挟んだりする
- 大きな音を聞く時間を減らす
- 騒音下でも音量を上げずに済むように、ぴったりフィットした「ノイズキャンセリング機構」により周囲の騒音をカットできるヘッドホン・イヤホンを使用する
- 音量制限や監視機能のついたスマートフォン・ヘッドホンなどを使うか、音量を確認できるアプリなどを使用し、平均80dB未満に抑える
聞こえにくさを感じていませんか(加齢性難聴について)
加齢性難聴とは、年齢を重ねることで徐々に進行する聴力低下のことを指します。
加齢による聴力の低下は一般的に高音域から始まります。40歳代から聴力が低下する傾向にあると言われており、65歳を超えると、聞こえにくさを感じる人が急激に増え、75歳以上では、約半数の方が聞こえにくさを感じていると言われています。
早期発見、早期治療のために定期的に耳鼻咽喉科に受診しましょう。
難聴の影響
- 危険察知能力が低下
- 家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、自信がなくなる
- 社会的に孤立し、うつ状態に陥ることもある
- 認知機能に影響をもたらす可能性もある
難聴の予防
- 大音量でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない
- 騒音など、大きな音が常時出ている場所を避けたり、聴覚保護具である耳栓や耳覆い(イヤーマフ)を使用したりする
- 休憩を効果的に取り入れて、長時間の連続的な騒音ばく露を避ける
- 栄養バランスがとれた食事をとる
- 適度な運動をする
- 規則正しい睡眠をとる
- 喫煙をやめる
聞こえのチェック
聴力検診について
50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方は聴力検診を受けることができます。早期発見のために、ぜひこの機会に聴力検診を受けましょう。
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健康医療部 成人保健課
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