ピックアップ吹田〔市報すいた 令和7年(2025年)10月号〕

ページ番号1040603 更新日 2025年9月30日

市民の命と生活を守るため
「全庁一斉災害対策訓練」を実施

 9月1日の防災の日に先駆けて、8月30日に「全庁一斉災害対策訓練」を実施しました。

 発災時に災害対応の中心となる市役所。すべての庁内組織に加え、自衛隊や関係自治体など外部の応援機関も参加し、被害状況の把握、避難所の開設、受援の調整、救援物資の受け入れ、特別窓口の開設など、災害時のリアルな状況を想定した実地訓練を行いました。いざというときに迅速かつ的確に対応できるよう、今後もさまざまな訓練を行い、災害対応力を強化していきます。

くるくるプラザの活動が
「環境大臣表彰」「おおさか環境賞 大賞」に

 同プラザの指定管理者である千里リサイクルプラザが、地域環境保全功労者(団体)としての功績を称えられ、「環境大臣表彰」を受けました。また、「おおさか環境賞 大賞」も受賞しています。

 平成4年に竣工した環境啓発施設である同プラザは、ごみ処理施設との複合施設。廃棄物とリサイクルに関する調査・研究をするための市民研究所を併設した、日本で唯一の施設としてスタートしました。30年以上にわたり、同プラザを拠点に市民研究員の参画による研究・実践活動や学校での出前授業を通して次世代のリーダー育成に取り組んできたことが評価されました。今後も環境問題の課題解決に向けて、さまざまな活動に取り組んでいきます。

後藤圭二の市長コラム こもれび通り

テレワーク

 便利になった、いや、便利になってしまったものです。「テレ」とは離れたところ、「ワーク」は仕事。出勤せずに自宅や外出先で仕事ができる「テレワーク」が浸透してきました。

 まさに今、羽田空港で搭乗時刻までの30分、ノートパソコンに向かっています。市役所にいなくてもオンラインで書類に目を通し、職員とチャットでやり取りもしています。紙の書類と電話が中心だったころとは仕事のやり方が劇的に変わり、隔世の感です。

 デジタル環境の充実により、テレワークを含め働き方のバリエーションが広がりつつあります。子育てや介護、障がいなど、さまざまな事情を抱える職員が、柔軟な働き方で時間を有効に活用し、能力を発揮できます。

 ただ、市役所の仕事は市民対応が不可欠で、テレワークはまだまだ発展途上です。対面でのやり取りが効果的な業務の在り方、勤務時間や仕事の進み具合の管理など、課題もあります。

 その昔、パソコンの導入により仕事が合理化されて楽になるのでは、と期待したものです。ところが、実際にはできる仕事が増え、かえって忙しくなりました。いつでもどこでも仕事ができるようになり、近頃、オンとオフの境目があやふやになってきた私。何だか昭和のデジャヴを感じています。

 せめて機内では、のんびり音楽を楽しむことにしましょう。

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