10月は食品ロス削減月間 「もったいない」の心を大切に〔市報すいた 令和6年(2024年)10月号〕
ページ番号1036509 更新日 2024年9月30日
日本では、毎日1人当たり、おにぎり1個分(約103グラム)の食品ロス(「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」のこと)が発生しています。「もったいない」の心を大切に、できることから食品ロス削減に取り組んでみませんか。
◆問い合わせ/環境政策室(電話6384-1702 ファックス6368-9900)
食品ロスが与える影響とは…
ごみ処理費用の増大に、環境問題も
水分を多く含む食品の焼却には多くのエネルギーが必要なうえ、焼却費用もかかります。また、焼却時は二酸化炭素(CO₂)が排出され地球温暖化を進めるほか、焼却後の灰を埋め立てる土地の減少など、さまざまな環境問題が発生します。
日頃から食品ロスを出さないための7か条
(1)必要な分だけ買う
買い物前に冷蔵庫の中をチェック。
(2)食品は手前から取る
すぐに食べる場合は、商品棚の手前にある販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ「てまえどり」を。
10月は、てまえどりキャンペーン
市とアジェンダ21すいたが協力し、市内のスーパーやコンビニでポップやポスターなどを掲げ、てまえどりを呼びかけます。
(3)賞味期限と消費期限の違いを知る
賞味期限
おいしく食べられる期限。品質が劣化しにくい食品に記載。期限が過ぎてもしばらくは食べられる
消費期限
安全に食べられる期限。おおむね5日以内の期間で、品質が急速に劣化しやすい食品に記載。期限が過ぎたら食べないで!
(4)食べる分だけ作る・食べられる分だけ注文する
市では、食品ロス削減や市民への啓発などに取り組む店舗を「すいた食べきり運動推進協力店」として登録。協力店は、ごはんなどの量の調節、食べ残しの持ち帰り、小盛りメニューの設定などに対応しています。
「すいた食べきり運動推進協力店」募集中
協力店には、ステッカーや卓上シートなどの啓発グッズを送付します。登録方法など詳しくはアジェンダ21すいたホームページへ。
(5)余った料理を作り変える
食べきれなかった分は、冷凍保存や別の料理にリメイクを。
(6)過剰除去をやめる
野菜のヘタや皮、肉の脂身など、食材の食べられない部分を除去する際に、食べられる部分まで捨ててしまう過剰除去に注意。
(7)あるもので調理する おうちサルベージをしよう
月に1回など日を決めて、家で余っている食材を救出(サルベージ)してみよう。
それでも余ってしまったら… “フードドライブ”へ
フードドライブは、家庭で余っている食品を、子供食堂や福祉団体などに提供する活動です。市では年2回、市内の一部のスーパーやコンビニでは常時、実施しています。
市内の子供食堂や社会福祉協議会へ食品などを寄付する場合は、事前連絡が必要です。フードドライブの実施店舗や受け付け可能な食品、市内の子供食堂などの連絡先は市ホームページへ。