[令和6年12月献立表掲載]旬の食材を味わおう!
ページ番号1036908 更新日 2024年11月19日
食べ物が一番おいしく、栄養もたっぷりな時期を『旬』といいます。
現代は様々な食材が1年を通してスーパー等で売られているので、旬の時期が分かりづらくなっていますが、季節ごとに旬の食べ物があります。
今回は、秋から冬の時期に旬を迎える『れんこん』について紹介します。
れんこんがお店に並ぶまで
れんこんは水田などの泥の中で育ちます。収穫の際は、泥沼の中に入って、れんこんを傷付けないように丁寧に掘り出しますが、この作業は熟練した技が必要で大変な作業です。私たちが手軽にスーパー等で手に取れることに感謝したいですね。
食べ物がどのようにして私たちの食卓に届くのか、その過程にどんな苦労があるのかなども考えながら味わうようにしましょう。
れんこんの食感を楽しもう
れんこんは切り方や調理法によって食感が変わります。例えば、薄切りにしてお湯でさっと茹でると“シャキシャキ”感を楽しめます。サラダや、ナムルにぴったりです。
また、大きめに切ってじっくりと煮ると“ホクホク”とした食感になります。
他にも、すりおろして、海老などの食材を混ぜて丸め、揚げたり、焼いたりすると “もちもち”としたおもちのような食感になります。
このように、食感を楽しむことも、食べ物のおいしさを味わうための大事なポイントになります。
旬の食材は、私たちに四季を感じさせてくれ、自然の恵みに感謝する気持ちをもたせてくれるものです。料理に使う調味料をいつもより少なくして、旬の食材のうま味や香り、食感などを大切にして味わうようにしましょう。
れんこんミニクイズ!
<問題>
なぜれんこんには、いくつも穴があいているのでしょうか。
①虫に食べられたから
②見た目がきれいだから
③空気が通る道だから
<答え>
③空気が通る道だから
れんこんの穴は、れんこんが呼吸をするためにあいています。れんこんが育つ泥の中は空気が少ないので、酸素を取り入れるために水上の葉とつながっていて、穴を通して酸素を取り込んでいます。
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