令和8年度 市民健康教室「押さえておきたい高血圧の『新常識』~高血圧を味方につけて健康寿命を延ばしましょう~」を開催しました
ページ番号1044752 更新日 2026年7月13日
イベントカテゴリ: 講演・講座・教室
- 開催日
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2026年6月10日(水曜日)
- 開催時間
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午後2時 から 午後4時 まで
(午後1時30分受付開始)
- 開催場所
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千里市民センター 大ホール
(吹田市津雲台1-2-1 千里ニュータウンプラザ2階) - 対象
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74歳以下の吹田市民の方
- 内容
「高血圧の基準値、合併症や治療方法、高血圧ガイドラインについて」
講師:医療法人彰々会 中川内科 院長 中川彰人 先生
「高血圧予防のための食事について」
講師:吹田市 健康医療部 成人保健課 管理栄養士
- 参加者
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61名
教室の様子
高血圧は血管に負担をかけ、動脈硬化を進行させるだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な合併症につながるおそれがあり、予防が重要になります。そのため、生活習慣病の一つである高血圧の病態や合併症、予防方法等を啓発することで、日常生活における予防・対処行動を実践できる市民の増加を目的とし、本教室を開催しました。
医師講演「押さえておきたい高血圧の『新常識』~高血圧を味方につけて健康寿命を延ばしましょう~」
中川彰人先生の講演では、高血圧の基準値や合併症、治療方法、高血圧ガイドラインなどについて、表やグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。
・日本人の20%以上が心血管病によって死亡しており、死亡者は増加しています。特に、収縮期血圧(mmHg)が130以上で心血管病による死亡リスクが高くなります。
・高血圧ガイドライン2025では、より早期から、より積極的な血圧管理、降圧加療が望まれます。また、年齢に関わらずわらず降圧目標(mmHg)として、診察室血圧が<130/80、家庭血圧が125/75と設定されています。
・生活習慣改善のポイントとして、6g/日未満の食塩制限、適正体重の維持、毎日30分以上の軽~中等度の有酸素持久運動、節酒、禁煙などが挙げられます。
・ただし、妊娠高血圧症候群の場合、食塩制限を行うことでさらに循環血液量が減少し、胎盤血流や腎血流量の減少が懸念されるため、厳しい減塩は推奨されていません。
・心血管死亡の最大要因は心不全です。心臓リハビリテーションなどの運動療法を活用し、積極的に心不全予防をしていきましょう。
管理栄養士講演「高血圧予防のための食事について」
管理栄養士の講演では、「血圧を適切に保つための10のヒント」をもとに、食塩と血圧の関係や減塩の方法などについて丁寧な説明がありました。
・身体には血液中の塩分濃度を一定に保つ仕組みがあります。食事によって血中の塩分濃度が高くなると、この作用により細胞から血液中に水分が取り込まれ、血液量が増えます。すると血管圧が強くなり、血管に傷がつきやすくなります。
・1日当たりの食塩摂取の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満、高血圧症の方6.0g未満とされています。しかし、日本人の食塩摂取量の平均値は9.6gと基準を上回っています。
・だしをきかせる、表面に味をつける、スパイスや薬味を活用するなど、調理の工夫をしましょう。
・麺類の汁は残す、汁ものは具沢山にする、しょうゆやソースはかけずにつける、煮物の重ね食べはしないなど、食べ方を工夫しましょう。
・カリウムは、塩を構成する成分であるナトリウムを排出しやすくする働きを持っています。野菜や果物に多く含まれているため、積極的に摂取しましょう。ただし、腎機能の低下などによりカリウム制限がある方は医師の指示に従ってください。
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