令和6年度 市民健康教室「知っておきたい!CKD(慢性腎臓病)」を開催しました。

ページ番号1035779 更新日 2024年7月31日

イベントカテゴリ: 講演・講座・教室

開催日

2024年7月4日(木曜日)

開催時間

午後2時 から 午後4時 まで

開催場所

千里市民センター 大ホール

対象

74歳以下の市民

内容

「CKD(慢性腎臓病)の原因、病態、予防方法など」
講師:大阪大学大学院医学系研究科 腎臓内科学 教授 猪阪 善隆 医師

申込み

終了

参加者

67名

教室の様子

CKD(慢性腎臓病)は進行すると末期腎不全となり、人工透析や腎移植が必要になるなど、生命予後とQOLに大きな影響を及ぼします。また、脳梗塞や心筋梗塞など心・血管疾患の発症リスクも高く、命に関わる病気を引き起こしやすくなります。そのためCKDの原因、病態、予防方法等を学んでいただきたいと思い、本教室を開催しました。

医師講演「知っておきたい!CKD(慢性腎臓病)~健康寿命の延伸のために慢性腎臓病を予防しよう~」

写真:CKDについて医師が説明している様子

猪阪善隆先生の講義では、腎臓の機能、CKD(慢性腎臓病)の病態や定義、CKDはなぜ怖いのか、CKD予防のポイントや治療について、図やデータ等を用いながらわかりやすく説明がありました。

  • 腎臓の機能を維持するための、生活習慣のポイント
  1. 規則正しい生活
  2. 減塩、タンパク質制限、適切なエネルギー量にする等の食事管理
  3. 適度な運動
  4. 適度な水分摂取
  5. 体重管理
  6. 感染症に気を付ける
  • CKD(慢性腎臓病)の治療目標値や治療方法は、基礎疾患の有無や、性別などによっても異なります。健診などで指摘を受けたら、放置せずに早めに受診し、主治医の指示に従い治療を進めましょう。
  • 「高血圧」、「脂質異常症」、「糖尿病」によって腎臓の機能が低下します。腎臓を保護するためにも、生活習慣病の治療を行いましょう。

参加者からは、「食事についてもう一度見直したいなと思いました。」、「腎臓を守るために食事や運動を改善していきたい。」、「大変わかりやすく、有益でした。」などの感想が寄せられました。

配布したちらし

チラシ:令和6年度 市民健康教室(表面)

チラシ:令和6年度 市民健康教室(裏面)

このページに関するお問い合わせ

健康医療部 成人保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番2号(吹田市立保健センター内)
電話番号:
【成人保健担当(吹田市国民健康保険被加入者の健(検)診や保健事業を含む)】 06-6339-1212
【公害・原爆担当】 06-6384-1827
ファクス番号:06-6339-7075
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