令和7年度 市民健康教室「未来の自分への健康投資!肺から始める健康づくり」を開催しました
ページ番号1040995 更新日 2025年11月11日
イベントカテゴリ: 講演・講座・教室
- 開催日
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2025年10月8日(水曜日)
- 開催時間
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午後2時30分 から 午後4時30分 まで
(午後2時受付開始)
- 開催場所
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千里山コミュニティセンター 多目的ホール
(吹田市千里山霧が丘22番1号 BiVi千里山3階) - 対象
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74歳以下の吹田市民の方
- 内容
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発症メカニズムや治療方法、生活習慣との関連、受動喫煙について」
講師:大阪公立大学大学院医学研究科 呼吸器内科学 准教授 浅井 一久 先生
- 参加者
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49名
教室の様子
COPD(慢性閉塞性肺疾患)による呼吸機能の低下は、活動の制限からフレイルにつながるおそれがあり、介護予防、健康寿命延伸の観点からも早期発見、早期対応は非常に重要です。そのため、COPDの認知度を向上し、早期発見、早期治療や、予防行動を実践できる人の増加を目的とし、本教室を開催しました。
医師講演「未来の自分への健康投資!肺から始める健康づくり」

浅井一久先生の講義では、COPDの発症メカニズムや治療方法、生活習慣との関連や受動喫煙について、表やグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することなどによって発症する肺疾患です。
・徐々に進行する労作時の呼吸困難や慢性の咳・痰などが症状として現れます。
・COPD治療者数は17.3万人ですが、COPD患者数は推定で530万人以上とされています。
・ほとんどのCOPDは禁煙によって予防可能です。また、すべてのCOPD病期で禁煙を奨めるべきであるとされています。
・COPDの症状軽減・改善には、身体活動レベルを高めることが重要です。「運動は薬である」とも言われています。
・身体活動性が高いことは生命予後が良好であることをはじめ、健康寿命の延長や全身併存症率の低減などの臨床的メリットと関連しています。
・COPDを早期に発見し、治療介入することで健康寿命を延伸し死亡率減少効果が期待できます。
配付したちらし
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