吹田の教育のいま〔市報すいた 令和7年(2025年)7月号〕

ページ番号1039650 更新日 2025年6月30日

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学びのカタチどう変わった? 昭和・平成と令和の子供の学びを比べてみた!

 少子化・高齢化、グローバル情勢の混迷、デジタル技術の発展など、社会や経済に対する不確実性がこれまでになく高まっています。そのような時代を生きる子供たちが9年間の義務教育を経て、生涯にわたり学び続ける力を身に付けられるよう、学びをアップデートしているところです。

 学校は、学習指導要領に基づき教育活動を実施していますが、子供の学びは、どのように変わってきているのでしょう。

 そこで、今回は昭和・平成の子供の学びと比べながら、令和の子供の学びを紹介します。

昭和・平成

当時の学習指導要領では「基礎・基本を確実に身につけさせる」ことが大事とされていました。

先生が問題を出す

黒板とチョーク、教科書中心の学び

先生が解き方を教える

クラス全員が同じペースで

先生が答えを教える

先生から解決方法を学ぶ

テストを受けて理解度を確認する

全員が同じ結果になることを重視

令和

現行の学習指導要領では、「生きて働く知識・技能」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力」「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性」が大事とされています。

子供たちが問題を設定する

教科書のデジタル教材や動画も授業に活用

子供たちが解決方法を考える

個別の疑問を大切に

自分で解決に必要な知識を学ぶ

子供同士の意見交換を大切に

解決の共有プロセスの振り返り

結果だけではなく、解決の過程も重視

※令和6年11月18日 吹田市教職員研修にて 講師による実演授業より

学校自慢 ナイス中ミー中

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西山田中学校

スローガン 日進月歩~一致団結で限界突破~

緑に囲まれた環境で のびのび前進!

 令和7年度前期生徒会執行部のメンバーで考えたスローガンには、「今の西山田中学校をより良くするため、さらに挑戦し続ける」という意味を込めました。全校生徒333人。

 西山田中学校は、自然豊かな緑に囲まれ、落ち着いてのびのびと学習できる環境にあります。野鳥が飛んでくることもあり、校舎の真ん中にある中庭は、地域ボランティアのgrow growさんが花壇を作り、四季折々の植物を植えて、お手入れしてくださっています。普段は立ち入ることができない中庭を、生徒がくつろげる憩いの場として昼休みに開放できるよう、準備をすすめています。

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