取組実績

ページ番号1025138 更新日 2024年1月9日

健都で生まれる産学官民の連携資料

共創の取組

健都が目指す産学官民の連携

健都では、国立循環器病研究センターと国立健康・栄養研究所を中心とした、「国際級」の医療クラスターの実現を目指して取組を進めています。産学官民の共創により生まれる、オープンイノベーション※1とまちぐるみの健康づくりの融合により、新たなヘルスケア産業の創出と市民の健康にかかる行動変容の好循環を生み出すまちを目指します。取組の一例を、企業の参画と、産学官民の連携の観点で紹介します。

※1 オープンイノベーション…製品開発や技術改革において、組織外の企業や行政、大学などと積極的に連携して、他の組織や機関などが持つ知識や技術を取り込むこと

研究機関との共創の取組

国立循環器病研究センターとの共創の取組

データヘルスの推進

全国トップレベルにある本市の平均寿命・健康寿命の更なる延伸を目指し、健都に集積する健康医療関連企業や、国立循環器病研究センターをはじめとする研究機関との連携により、データヘルスの取組を推進していきます。

データヘルスの案内の画像

これまでに実施したプロジェクト
「学校給食を活用した子供の適切な食塩摂取に向けた食育」に係る共同研究

ライフコースでの循環器病予防を見据えて、子供世代と子育て世代へともに減塩啓発をすることにより、食生活の改善を図ることを目的として、令和4年度から国立循環器病研究センターと市は「学校給食を活用した子供の適切な食塩摂取に向けた食育」に係る共同研究を開始しました。

吹田フレイル予防ネット

令和3年10月に、国立循環器病研究センターと市は急性脳卒中発症後、自宅退院になった軽症の患者に対して、退院後の心身の機能低下を防ぐための地域連携システム「吹田フレイル予防ネット」の構築に向け、覚書を締結しました。国立循環器病研究センターから情報提供を受け、地域包括支援センターや保健センターが、患者及びその家族と医療・福祉・社会資源を効果的につなげ、健康寿命の延伸に役立てることをめざします。


国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)との共創の取組

腸内環境と生活習慣に関する調査(吹田市との連携)

令和4年6月に、腸内細菌や生活習慣と健康との関連を学術的な視点から明らかにすること等を目的とした「健都周辺における腸内環境と生活習慣に関する疫学調査」を吹田市民(大人)を対象に実施しました。対象者には便サンプルの提供に同意いただき後日回収し、結果説明会を開催して、個別アドバイスも実施しました。腸内細菌の状況を把握し、生活習慣を見直すきっかけとして、多くの人に参加してもらいました。
令和5年3月には吹田市民(親子)を対象に、同様の調査を実施しました。令和5年度以降も、大人向け・親子向けの調査を実施する予定です。

調査説明会の様子(吹田市)
吹田市で行われた腸内環境と生活習慣に関する調査説明会の様子
腸内環境と生活習慣に関する調査(グンゼスポーツ株式会社との連携)

令和5年2月に、VIERRA岸辺健都内にあるグンゼスポーツ吹田健都店と連携し、腸内細菌や生活習慣と健康に関する共同研究「腸内環境と生活習慣に関する調査」をスポーツクラブ会員(親子)を対象に実施しました。対象者には便サンプルの提供に同意いただき後日回収し、結果説明会を開催して、個別アドバイスも実施しました。腸内細菌の状況を把握し、生活習慣を見直すきっかけとして活用いただきました。

腸内細菌報告会の様子
腸内細菌報告会の様子(グンゼスポーツ吹田健都店)
「フレイルって何なん?セミナー&測定会」

令和4年11月に、大阪府民への健康づくり活動を啓発する参加型イベント「健活ワクワクEXPO」第2弾「フレイルって何なん?セミナー&測定会」を、健都ライブラリー主催イベント「健都いきいきフェスティバル」内で実施しました。医薬基盤・健康・栄養研究所によるフレイル予防セミナーや体組成測定会を行い、多くの人に参加してもらいました。


健都共創フォーラムの取組

共創の全体像の画像

オープンイノベーションと市民・地域をつなぐ仕組み(共創プラットフォーム)の確立に向けて、「健都共創フォーラム」を立ち上げています。
テーマごとに4つの研究会を設け、新たな健康・医療関連の製品・サービスを生み出し社会実装に繋げる試行的な取組を行っています。


研究会発の地域実証事業

実証フィールドの提供

市民への健口啓発するフィールドを提供

令和5年9月に万博記念公園で開催された「すいたフェスタ2023」において、大阪大学大学院歯学研究科、吹田市及び健都共創フォーラム オーラルヘルス研究会は共同主催による、「子ども・健口(けんこう)スタンプラリー」をすいたフェスタで実施しました。すいたんを用いたアプリゲームやガム等を使って口腔(こうくう)機能を測定することで、「口腔機能発達不全症」といわれる国民にまだまだ知られていない病気を楽しく意識づけすることができました。当日は約350人の子どもたちにお口の状況を知るきっかけとして、楽しみながら参加してもらいました。

健康スタンプラリーイベントの様子
健口スタンプラリーイベントの様子

パタカラッシュアプリ画面

 

お口を鍛える「パタカラ体操」とお口の「活舌検査」を一体化したゲームアプリ。「すいたん」が登場する「吹田市バージョン」に改良してもらい、楽しく「パ」「タ」「カ」「ラ」の発声をして遊んでもらいました。


過去のフォーラム開催結果

過去のフォーラム開催結果については健都ポータルサイトをご確認ください。


健都ヘルスサポーター制度を活用した実証事業

健都ヘルスサポーターの画像

地域実証事業に参加していただくことにより、健康への気づきを提供するとともに、企業・研究機関の地域実証事業をサポートすることにより、ヘルスケア分野の新製品・サービスを世の中に送り出すことを目的としています。

これまでに健都ヘルスサポーターを活用して実施した地域実証事業


企業の誘致

画像:イノベーションパークの案内画像

健都における国立循環器病研究センターを中心とした国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成を図るべく、「健康と医療」をキーワードに先端的な研究開発を行う企業等の研究施設を集積させる場として、「健都イノベーションパーク」を健康・医療関連の企業、大学・研究機関等の進出用地としています。


健都で実施したイベント

大型イベント


健都レールサイド公園・吹田市立健都ライブラリーの催し

健都レールサイド公園・吹田市立健都ライブラリーの写真

健都レールサイド公園及び吹田市立健都ライブラリーの管理は令和2年4月から指定管理者の健都パークライフ創造パートナーズが行い、屋外運動教室、屋内運動教室、医療・介護講座、文化講座など多彩なプログラムを実施しています。

関連リンク


受賞

「健康寿命をのばそう!アワード」優良賞を受賞

「第11回健康寿命をのばそう!アワード」優良賞の画像

「第11回健康寿命をのばそう!アワード」において、健都のまちづくりの取組が厚生労働省健康局長優良賞(自治体部門)を受賞しました。

受賞内容

第11回健康寿命をのばそう!アワード<生活習慣病予防分野>

厚生労働省 健康局長 優良賞(自治体部門)

「健康寿命をのばそう!アワード」とは、厚生労働省等が、生活習慣病予防の啓発活動及び健康寿命をのばすことを目的とする優れた取組を行っている企業、団体、自治体を表彰するものです。

視察対応の様子

過去に視察にいらっしゃった大臣等の視察の様子です。
このほかにも他自治体等からの視察を多数受け入れています。


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このページに関するお問い合わせ

健康医療部 健康まちづくり室
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号: 【総務・健都・健康づくり・DH・企画担当】06-6384-2614
ファクス番号:06-6339-2058
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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