ピックアップ吹田〔市報すいた 令和7年(2025年)4月号〕

ページ番号1038432 更新日 2025年3月31日

産官学連携事業 吹田くわいの新商品を開発

 市のイメージキャラクター「すいたん」のモチーフであり、なにわの伝統野菜にも認定されている吹田くわいを使った新商品が誕生。消費者心理を学ぶ関西大学教授の池内裕美さんのゼミの学生と吹田くわいコネクトコーラを販売する合同会社知己との産官学連携により完成しました。

 吹田くわいの植え付けや収穫に参加した学生の体験から生まれた2つの商品それぞれに、吹田くわいのおいしさをより多くの人に知ってもらいたいという学生の想いやこだわりが詰まっています。今後、イベントなどで販売予定です。

今後の販売予定

 3月30日(日曜日)=大阪DCオープニングイベント(JR大阪駅1階 旅立ちの広場)。

 7月28日(月曜日)~30日(水曜日)=大阪・関西万博会場。

◆問い合わせ/シティプロモーション推進室(電話6318-6371 ファックス6384-1292)

チャレンジショップゆめちか第11期生 「口福」が4月にオープン

 チャレンジショップゆめちかは、市内で起業をめざす人が市役所の地下1階で飲食店の経営に挑戦する取り組みです。第11期生として、スープとお弁当のお店「口福~SOUP&BENTO~」が4月1日(火曜日)にオープンします。

 地域の人々に健康的で食べやすく、おいしい食事を提供したいという店主の思いから、スープがメインに。スープと他1品の日替わりセットなどを販売予定です。

◆問い合わせ/地域経済振興室(電話6170-2370 ファックス6384-1292)

後藤圭二の市長コラムこもれび通り

アドリブ

 「カデンツァ」とか「インプロビゼーション」という言葉を耳にしたことはありますか?音楽用語で、簡単に言うと決まりのない即興的な表現、アドリブのことのようです。

 市長になって間もないころ、行事などでは担当者が作成してくれた原稿を少し参考にして話していました。しかし、その原稿がだんだん箇条書きになっていき、今や紙一枚の簡単なメモになりました。「市長はどうせ原稿どおりには話さんし」という担当者の声。

 この仕事、人前でマイクを持たせていただく機会が多く、大小数えたところ年に500回以上も。そりゃアドリブにもなりますよね。たいていマイクを持つ直前まで話す内容は決まっておらず、だからでしょうか、大体話が長くなります。

 この「こもれび通り」もいわばアドリブ。その感覚は、協奏曲でオーケストラの伴奏なしで即興的に独奏するカデンツァに似たものなのでしょう。「聴衆への市長の使命は、ソリスト(独奏者)として型にとらわれず自分の言葉を奏でることだ」という名言。あ、これは今作ったのですが。

 こうして自身でハードルを上げてしまうのは私の悪い癖ですが、「その場その場で今の気持ちをお伝えする、そこにハードルなんかないからね」と、準備不足を言い訳しつつ、今日もマイクを持つのです。

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