災害に強いまちへ 雨水貯留管の供用開始〔市報すいた 令和6年(2024年)6月号〕
ページ番号1034692 更新日 2024年5月31日
◆問い合わせ/管路保全室(電話4860-6158 ファックス6368-9903)
雨水貯留管とは?
大雨が降ったときに、既設の下水道管では流しきれずに、水が道路にあふれることがあります。雨水貯留管は、その流しきれない雨水を一時的に取り込むことで、家屋などの浸水被害を軽減させる施設です。
たまった水は、雨が降り止んだ後にポンプでくみ上げ、既存の下水道管に戻します。
浸水被害の多い市域南部に整備
市域南部は、低地で雨に弱い地形のため、これまでに浸水被害が多く発生していました。その対策として、特に浸水被害が多い中の島町から片山町4丁目までの地域を対象に、平成28年度から整備を進めてきた雨水貯留施設(雨水レベルアップ整備 中の島・片山工区)が完成しました。
大雨時に既存の下水道管からあふれた雨水約1万7500立方メートル(25メートルプール約60杯分)を一時的にためることで、同地域の浸水被害を軽減することができます。