微生物ライブラリー
ページ番号1023916 更新日 2022年9月1日
水再生センター(下水処理場)では家庭や工場・事業場、道路側溝などから流れてくる汚れた水を微生物の力できれいにしています。
「微生物」とはとても小さく、顕微鏡がないと観察できない大きさの生物の総称です。
微生物にはたくさんの種類があります。下水処理にとって良い指標となるものや、悪影響を及ぼすものもいます。
反応槽内の微生物を定期的に観察することで、水処理工程の水質管理に活かしています。
細菌類
下水中の汚れを食べて増殖します。
細胞の大きさは1~300㎛くらいで水をきれいにするために重要な生物たちです。
原生動物
1つの細胞からなる単細胞生物で細胞分裂で増殖します。
細胞の大きさは5~1000㎛くらいで球体や円錐形と様々な形をとり、自由に動き回るものや固着するもの、単独で生活するものや群体をつくって生活するものなど多種多様です。
鞭毛虫類(べんもうちゅうるい)
肉質虫類(にくしつちゅうるい)
繊毛虫類(せんもうちゅうるい)
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コレプス(Clepus)
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プロロドン(Prorodon)
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リトノツス(Litonotus)
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アンフィレプツス(Amphileptus)
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ウロネマ(Uronema)
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キロドネラ(Chilodonella)
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ポドフィリア(Podophrya)
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トコフィリア(Tokophrya)
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アキネタ(Acineta)
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パラメキウム(Paramecium)
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コルピディウム(Colpidium)
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ボルティセラ(Vorticella)
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カルケシウム(Carchesium)
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エピスティリス(Epistylis)
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オペルクラリア(Opercularia)
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バギニコラ(Vaginicola)
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スピロストムム(Spirostomum)
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ブレファリスマ(Blepharisma)
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アスピディスカ(Aspidisca)
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ユープロテス(Euplotes)
後生動物
2つ以上の細胞からなる多細胞生物です。
水再生センターでは微小後生動物と呼ばれるものがよくみられます。特に大きいものは数mmにもなり、目で見ることができます。
袋形動物(たいけいどうぶつ)
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ロタリア(Rotaria)
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コルレラ(Colurella)
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レカネ(Lecane)
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モノスティラ(Monostyla)
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カエトノツス(Chaetonotus)
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ディプロガスター(Dyplogaster)
環形動物(かんけいどうぶつ)
節足動物(せっそくどうぶつ)
用語解説
水再生センターで業務の参考にしている図書
- 公益社団法人日本下水道協会「下水道維持管理指針」
- 公益社団法人日本下水道協会「エアレーションタンクの微生物 検鏡と培養の手引」
このページに関するお問い合わせ
下水道部 水再生室分室(庶務・企画・機械・電気・施設担当)
〒564-0043 大阪府吹田市南吹田5丁目34番3号
電話番号:06-6369-1606 ファクス番号:06-6369-5150
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
南吹田水再生センター(維持管理・運転管理・水質管理担当)
〒564-0043 大阪府吹田市南吹田5丁目35番1号
電話番号:06-6384-5855 ファクス番号:06-6384-1005
※下水道法にかかる特定事業場についてのお問い合わせはこちらへご連絡ください。
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
川面水再生センター(維持管理・川園ポンプ場担当)
〒564-0037 大阪府吹田市川岸町22番1号
電話番号:06-6381-4210 ファクス番号:06-6383-6512
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