コレプス(Clepus)

ページ番号1023928  更新日 2023年4月27日

コレプスの写真

分類

原生動物 繊毛虫類 原口目 コレプス科

細胞の大きさ

40~80㎛

形態

タルガタゾウリムシやヨロイミズケムシとも呼ばれる。体は樽形で板状物で覆われており、アルケラと同様に茶褐色を呈している。細胞口は前方にあり、長い繊毛で取り囲まれている。収縮胞は後方にある。頻繁に出現する、数少ない有色生物である。

運動

回転しながら進む。かなり速い。

出現環境

反応槽中の有機物負荷が低く、溶存酸素が十分存在し、硝化が進んでいる、良好な状態で出現する。

食料源

微小鞭毛虫、細菌類を摂食する。このほか、原生動物、後生動物などの死骸から腐栄養的な栄養摂取も行う。


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