吹田市×国循 家庭教育学級合同講演会「小学校給食の工夫を家庭の食事にも」を開催しました(令和5年9月)

ページ番号1030221 更新日 2024年4月19日

この講演会では、小学生の保護者の方を対象に吹田市の食生活の課題や子供の頃からの適切な食塩摂取の大切さ、令和4年度から開始した学校給食での取組「かるしお大作戦」についてお話しし、家庭での食生活を振り返るきっかけにしてもらいました。

写真:講演会風景

写真:講演会風景



  • と き:令和5年9月5日(火曜) 午前10時30分~11時30分
  • ところ:吹田市立勤労者会館(アスワーク吹田)
  • 講 師:国立循環器病研究センター 竹本小百合氏、吹田市職員

 

吹田市の食の現状から

画像:塩分を多く含む食品の利用(吹田市健康に関する市民意識アンケート調査2019)

健康すいた21計画の食の分野では、子育て世代を含む成年期で朝食の欠食や塩分を多く含む食品を控えていない人の割合が多い等の課題がみられます。子供たちが健全な食習慣を身につけていくためには家庭での食生活が大切になります。

そこで開始した取組が、「かるしお大作戦」。

吹田市と循環器病の専門医療機関である国立循環器病研究センターが連携し、学齢期からとり過ぎと言われている食塩の摂取をテーマに、小学校給食を通して子供と保護者の方に食育を行う取組となっています。


国立循環器病研究センターから

画像:楽しく食べる環境を!日々の食卓が食育の場になります

なぜ減塩が必要なのかを様々なデータを用いて説明し、子供の頃から適切な食塩摂取が大切であると伝えていました。幼少期からの食体験によっていろいろな味を受け入れる味覚を育て、濃い味付けを常食しないように意識することが大切だそうです。

減塩はおいしくないというイメージがありますが、かるしお(おいしく減塩)できれば、笑顔で健康的な食生活が続けられますとのこと。そして、日々の食卓では親子で料理の味について話をしながら子供たちの学びにしてほしいとお話されていました。


吹田市の小学校給食から

学校給食は、学校給食法に示されている目的や栄養量の基準、給食を活用した食の指導等に基づき実施しています。今回、食塩相当量の基準が下げられたことで、その基準を満たしつつこれまで通りのおいしさを保つことのできる献立を検討していく必要が生じました。
そこで、おいしく減塩できる手法を広げていくため、国循のかるしお手法を給食の献立に導入。実際に給食に導入したメニューの紹介や子供たちの様子を紹介してくれましたよ。
家庭でも給食のかるしおアレンジメニューを少しずつ取り入れてみてほしいと投げかけがありました。

画像:かるしおアレンジメニュー鮭の甘酢あんかけができるまで

画像:食育キャッチフレーズ

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