高齢者インフルエンザワクチン接種
ページ番号1025941 更新日 2023年11月30日
病気の説明
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられます。子どもではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
詳しくはインフルエンザに注意しましょう!をご覧ください。
インフルエンザワクチンの有効性
インフルエンザは、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や、死亡される方もいます。インフルエンザワクチンの接種により、このような重症化を予防することができます。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また、6歳未満の小児を対象にした2015/16シーズンの研究では発病防止に対するインフルエンザワクチンに有効性は60%と報告されています。また、16歳未満の小児を対象にした海外の研究において、77~91%の発病を阻止したとの報告もあります。
一方で、現在用いられているインフルエンザワクチンでは、インフルエンザウイルスの「感染」を完全に抑える働きはありません。また、「発病」を抑える効果については一定程度認められているものの、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果はありません。
インフルエンザワクチンの接種時期
日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬にピークを迎えます。そのため、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
インフルエンザワクチンの副反応
ワクチンを接種した時、免疫がつく以外の反応(副反応)がみられることがあります。接種を受けられた方の10~20%に接種したところの発赤、腫脹、疼痛等がみられ、5~10%に全身反応として、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられますが、通常は2~3日中に消失します。また、ごくまれにショック、アナフィラキシー等がみられることもありますが、接種を行う医療機関では、医薬品などの準備がされています。接種後に体調の変化等がみられた場合は、接種した医療機関にご相談ください。
定期予防接種健康被害救済制度について
ワクチン接種後に健康被害が生じた場合には、申請に基づき国の審査会にて審議が行われ、予防接種に起因するものとして認定された場合は予防接種法に基づく給付を受けることができます。
新型コロナワクチンとの接種間隔
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンについて、単独で接種した場合に比べて有効性と安全性が劣らないことを踏まえ、同時接種が可能です。(『新型コロナウイルス感染症に係る臨時の予防接種実施要領』より)
同時接種を希望される場合は、接種される医師と御相談ください。
なお、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンの接種については、引き続き13日以上の間隔を空けての接種となります。
新型コロナワクチンについて、詳しくは次のリンクをご覧ください。
高齢者インフルエンザワクチン定期接種について
対象者
- 満65歳以上の吹田市民
- 満60歳以上65歳未満の吹田市民で心臓・じん臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいを有する人(身体障がい者手帳1級を有する人)
接種回数
1回接種
費用
1,500円(予診票は医療機関に設置しています)
※一部負担金「なし」と記載された予診票を持参の場合は、無料。
介護保険料算定にかかる情報から、令和5年7月時点で65歳以上の一部負担金免除該当世帯(市民税非課税世帯、生活保護世帯等)情報を、個人情報保護に関する法律に基づき適正に取得し、令和5年9月末に予診票を送付します。
一部負担金免除該当世帯で予診票が届いていない方は、接種2週間前までに地域保健課へ申請してください。課税台帳又は生活保護台帳等を閲覧のうえ、該当の方には一部負担金が無料となる予診票を送付します(予診票送付に1週間ほど日にちを要することがあります)。
手続きの方法
下記の方法1または2で申請をお願いします。
なお、市民税非課税世帯、生活保護世帯等に該当する方で、令和5年1月1日以降に吹田市に転入された方については別途書類の提出が必要ですので、地域保健課までご連絡ください。
方法1.郵送や窓口
申請書等欄のPDFファイル「高齢者インフルエンザワクチン接種一部負担金免除申請書」を印刷し、記入例を参考に記入してください。記入した申請書を郵送または窓口にて地域保健課へ提出してください。(申請書は、地域保健課、市内協力医療機関、地域包括支援センターにも設置されています)
【郵送先】
〒564-0072 吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
地域保健課予防接種担当宛
方法2.吹田市電子申込システム(2次元バーコード又は外部リンク)

予診票
医療機関に設置されている予診票をご利用ください。
9月末に無料の予診票が届いている方は届いた予診票を医療機関にご持参ください。
接種期間
令和5年(2023年)10月1日(日曜)から令和5年(2023年)12月31日(日曜)まで
- 年末年始は医療機関が休診となりますのでご注意ください。
- なお、上記期間以外は任意接種となり、費用も全額自己負担となります。
接種場所
吹田市・豊中市・池田市・箕面市・摂津市・茨木市・能勢町・豊能町の協力医療機関・被接種者の居宅・高齢者施設
- 接種可能な曜日や時間帯は、協力医療機関によって異なります。予約が必要な場合もありますので、事前にご確認ください。
吹田市及び下記(※)市町の協力医療機関以外で接種を希望する場合の依頼書の発行
高齢者インフルエンザ予防接種は、お住まいの市町村で受けていただくことが原則です。
ただし、吹田市に住民登録がある人が、やむを得ない事情等により、吹田市、下記の市町(※)以外で接種を希望される場合は、吹田市が発行する依頼書が必要です。また、依頼書を発行している場合のみが接種費用の助成対象となります。
この依頼書は、吹田市以外の医療機関や高齢者施設等で予防接種を受ける際、定期予防接種としての実施責任が吹田市長にあることを示すために必要な書類です。万が一、受けた予防接種により健康被害が生じた場合には、吹田市が救済のための措置を講じます。
(※)豊中市・池田市・箕面市・摂津市・茨木市・能勢町・豊能町
【注意事項】
- 依頼書交付に2週間ほど日にちを要することがあります。
- 依頼書は接種後には発行できません。必ず接種の前に依頼書発行の手続きをしてください。依頼書なく接種された場合は、任意接種となり、予防接種費用の助成対象にはなりません。
- 転出等の理由で依頼書を使用されなかった場合、お手数ですが、地域保健課へ返送をしてください。
- 紛失した場合等は再度申請していただく必要があります。
手続きの方法
依頼書交付申請を下記の方法1または2で行ってください。
接種を希望する市町村の予防接種担当部署に、次の事項を事前に確認してください。
- 実費(医療機関が定める金額)で接種を受けた場合、接種日から1年以内であれば接種費用の助成を申請することができます(上限あり)。申請方法については、依頼書交付時に同封する案内をご確認ください。
- 依頼書の宛先(市町村長宛か医療機関長宛か)と送付先
方法1.吹田市電子申込システム(外部リンク)
申込書式は、【ご本人・ご家族用】と【施設担当者用】の2種類あります(様式は高齢者肺炎球菌用と同じです)。
施設入所中であっても、ご本人・ご家族が申込まれる場合は【ご本人・ご家族用】をご利用ください。


方法2.郵送や窓口での申込み
下記PDFファイル「吹田市定期予防接種実施依頼書交付申請書(高齢者肺炎球菌・高齢者インフルエンザ用)」を印刷し、記入例を参考に記入してください。記入した申請書を郵送または窓口にて地域保健課へ提出してください。
【郵送先】
〒564-0072 吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
地域保健課予防接種担当宛
接種費用の助成について
吹田市外で定期予防接種を実費(医療機関等が定める金額)で受けた場合、接種日から1年以内であれば接種費用の助成を申請することができます。申請方法については依頼書交付時に詳しいご案内をします。
【注意事項】
- 助成金額には上限があります。
- 助成は依頼書を提出した後に受けた定期予防接種に限ります。接種前に依頼書の交付を受けていない場合、助成の対象となりません。
よくあるご質問
1・予診票がありません。
高齢者インフルエンザワクチン接種の予診票は対象者全員には送付していません。
市民税非課税世帯、生活保護受給者世帯等で、予診票が届いていない方、紛失された方は地域保健課までご連絡ください。
2・吹田市外でインフルエンザワクチンを受けたいです。
- 豊中市、池田市、箕面市、摂津市、茨木市、能勢町、豊能町の医療機関で事前に確認していただき、接種ができます。
- 上記の市町村以外で接種する場合、事前に「定期予防接種実施依頼書交付申請」が必要です。吹田市ホームページから電子申請を行ってください。依頼書を発行します。依頼書の発行には2週間程度の時間がかかります。依頼書を持参せずに接種した場合は市の助成を受けられませんのでご注意ください。詳しくはページ上部の「吹田市外及び市内の協力医療以外で接種を希望する場合」をご覧ください。
3・どうすれば接種できますか?
高齢者インフルエンザワクチン協力医療機関に直接お申し込みください。
協力医療機関はページ上部、「接種場所」をご覧ください。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
ファクス番号:06-6339-2058
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。