インフルエンザワクチン(任意予防接種)
ページ番号1036212 更新日 2024年9月5日
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられます。子どもではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
詳細は下記のリンクをご確認ください。
インフルエンザワクチンの有効性について
インフルエンザは、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や、死亡される方もいます。インフルエンザワクチンの接種により、このような重症化を予防することができます。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
現在用いられているインフルエンザワクチンでは、インフルエンザウイルスの「感染」を完全に抑える働きはありません。また、「発病」を抑える効果については一定程度認められているものの、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果はありません。
日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬にピークを迎えます。そのため、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
インフルエンザワクチンの副反応
ワクチンを接種した時、免疫がつく以外の反応(副反応)がみられることがあります。接種を受けられた方の10~20%に接種したところの発赤、腫脹、疼痛等がみられ、5~10%に全身反応として、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられますが、通常は2~3日中に消失します。また、ごくまれにショック、アナフィラキシー等がみられることもありますが、接種を行う医療機関では、医薬品などの準備がされています。接種後に体調の変化等がみられた場合は、接種した医療機関にご相談ください。
インフルエンザワクチン任意接種について
予防接種による効果や副反応などについてご理解した上で、接種の判断をしてください。
対象者
高齢者インフルエンザワクチン定期接種対象者以外
- 高齢者インフルエンザワクチン定期接種の詳細は下記のリンクをご確認ください。
接種回数
13才以上:原則1回
6か月以上13才未満:2~4週の間隔をあけて2回
接種費用
任意の接種となりますので、費用は自己負担となります。(費用の目安としては5,000円前後)
なお、ワクチン接種の実施・費用につきましては、直接各医療機関へお問い合わせください。
- 下記は「高齢者インフルエンザワクチン定期接種協力医療機関」の一覧となりますが、参考までに掲載します。
- インフルエンザへの感染により受験等に影響のある中学3年生の方が、インフルエンザワクチンを接種した費用の一部を助成します。
- 中学3年生の方に「インフルエンザワクチン接種費用一部助成のご案内」はがきを例年9月末ごろに送付します。詳細は下記のリンクをご確認ください。
他のワクチンとの接種間隔について
他のワクチンとの接種間隔の制限はありません。
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチン、肺炎球菌ワクチンとの同時接種については、特に医師が必要と認めた場合に可能です。
任意接種による健康被害について
任意接種(予防接種法に基づかない接種(定期接種・特例臨時接種ではない接種)のこと)で接種を行い、副作用による健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく「医薬品副作用被害救済制度」により、救済の請求を行うことができます。
請求先は独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)となります。詳細はPMDA相談窓口へお尋ねいただくか、PMDAホームページをご覧ください。
【独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)相談窓口】0120-149-931
(受付時間:午前9時~午後5時/月曜~金曜(祝日・年末年始を除く))
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
ファクス番号:06-6339-2058
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