帯状疱疹ワクチン(任意予防接種)

ページ番号1028581 更新日 2025年3月31日

お知らせ

令和7年4月から帯状疱疹ワクチンが定期予防接種になりました。詳細は下記のリンクをご確認ください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因でおこります。水痘(水ぼうそう)はこのウイルスにはじめて感染したときにおこるものです。一方、帯状疱疹は水痘にかかったことのある人が高齢になったり、免疫力が下がったときにおこるものです。

帯状疱疹は、我慢できないほどの強い痛みを伴う病気であることはよく知られています。皮膚に肌荒れのような、かぶれのような赤い発疹ができ、そのあとは水膨れが出てきます。やがてかさぶたになり、最後には赤い斑点となり、2~4週間ほどするとかさぶたが取れて治癒します。

個人差もありますが、発症から2週間ぐらい痛みが続き、時には皮膚症状が治まった後も痛みが持続する場合があります。これは帯状疱疹後神経痛と呼ばれているもので、人によっては数か月から数年続くことがあります。

帯状疱疹にかかってしまっても、飲み薬で治療可能です。発疹とともに、強い痛みがあるときにはなるべく早く皮膚科を受診しましょう。

また、帯状疱疹そのものを予防することのできる50歳以上の人が受けられるワクチンも承認されています。

帯状疱疹ワクチン任意接種について

予報接種による効果や副反応などについてご理解した上で、接種の判断をしてください。

対象者

帯状疱疹ワクチン定期接種対象者以外

  • 帯状疱疹ワクチン定期接種の詳細は下記のリンクをご確認ください。

帯状疱疹ワクチンの種類・副反応

帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品があります。帯状疱疹ワクチンの交互接種はできません。

ワクチンの種類

生ワクチン(ビケン)

組み換えワクチン「シングリックス」(GSK)

回数

1回

2回(2か月以上7か月未満の間隔)

接種方法 皮下注射 筋肉内注射
免疫の持続期間

約5年

約10年

副反応(ワクチン添付文書より引用)

接種部位の発赤、かゆみ、熱感、はれ、痛み、しこり、倦怠感、発疹等

非常にまれにショック、アナフィラキシー反応、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。

接種部位の痛み、発赤、はれ、筋肉痛、疲労、頭痛等

非常にまれにショック、アナフィラキシー反応など重篤な副反応が現れることがあります。

ワクチン接種の実施・接種費用につきましては、直接各医療機関へお問い合わせください。

任意接種による健康被害について

任意接種(予防接種法に基づかない接種(定期接種・特例臨時接種ではない接種)のこと)で接種を行い、副作用による健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく「医薬品副作用被害救済制度」により、救済の請求を行うことができます。
請求先は独立行政法人医薬品医療機器総合機構となります。詳細は相談窓口へお尋ねいただくか、ホームページをご覧ください。

【独立行政法人医薬品医療機器総合機構 相談窓口】0120-149-931
(受付時間:午前9時~午後5時/月曜~金曜(祝日・年末年始を除く))

関連情報

このページに関するお問い合わせ

健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
ファクス番号:06-6339-2058
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)