すこやかライフ〔市報すいた 令和5年(2023年)12月号〕

ページ番号1030414 更新日 2023年11月30日

保健・医療の情報コーナー すこやかライフ

成人保健課(〒564-0072出口町19-2保健センター内 電話6339-1212 ファックス6339-7075)

保健医療総務室(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2225 ファックス6339-2058)

地域保健課(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2227 ファックス6339-2058)

国民健康保険課(電話050-1807-2183 ファックス6368-7347)

口腔ケアセンター(〒565-0862津雲台1-2-1 電話6155-8020 ファックス6873-3030)

市役所本庁舎の改修工事に伴い、駐車場の一部を閉鎖しています。混雑が予想されるため来庁の際は、できるだけ公共交通機関を利用してください。

各種健(検)診

 加入している公的医療保険の種類に関係なく受診可。65歳以上は無料。64歳以下で吹田市国民健康保険の加入者は国民健康保険課へ、市民税非課税・生活保護世帯は検診の2週間前までに成人保健課へ申請すれば、いずれも無料。◆問い合わせ/成人保健課。

※受診の1年の区切りは、健診は4月~3月、検診は1月~12月です。

健診

30歳代健康診査

血圧測定、尿検査、血液検査など。30~39歳。無料。

歯科健康診査

口腔内検査、歯面清掃など。15~74歳(ただし、15~18歳は学校などで歯科健診を受ける機会がない人に限る。市の電子申込システムで事前申請が必要)。無料。

個別検診

問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。

誕生月かその翌月の受診を推奨。

◆ところ・申し込み/直接、協力医療機関へ。協力医療機関は、市報10月号と同時配布した「吹田市けんしんガイドブック」と成人保健課のホームページに掲載しています。

胃がん検診

個別検診か集団検診のどちらかを選んで受診してください。

胃内視鏡検査(のど、鼻腔への局所麻酔以外の痛み止めや、鎮静薬は使用できません。また、抗血栓薬を服用している人は受診できません)。50歳以上で今年偶数年齢になる人。2000円。

大腸がん検診

便潜血反応検査。40歳以上。300円。

肺がん検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の結核検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。

X線検査。40歳以上。400円。問診の結果、必要な人のみ喀痰検査。50歳以上。別途500円。

子宮がん検診

頸部細胞診。20歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。500円。問診の結果、必要な人のみ体部細胞診。別途500円。

乳がん検診

マンモグラフィと視触診。40歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。1000円。

前立腺がん検診

血液検査。50歳以上の男性。700円。

結核検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。

X線検査。65歳以上。無料。

B・C型肝炎検診

血液検査。20歳以上で、B・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない人。無料。

骨粗しょう症検診

骨量測定。20~70歳で年齢の下1桁目の数字が今年0か5になる人。1000円。

聴力検診

6周波の聴力検査。今年50・55・60・65・70歳になる人。500円。

集団検診

問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。

胃がん検診

個別検診か集団検診のどちらかを選んで受診してください。

X線検査。50歳以上。1000円。昨年胃内視鏡検査を受けていない人。◆とき/1月19日(金曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/1月5日(金曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

大腸がん検診

便潜血反応検査。40歳以上。300円。◆とき/1月19日(金曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/1月5日(金曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

肺がん検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、結核検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。

X線検査。40歳以上。400円。喀痰検査は実施していません。50歳以上で、喫煙指数(1日の平均喫煙本数×喫煙継続年数)が600以上の人は、喀痰検査の対象となります。市内の協力医療機関で実施する肺がん検診を受診してください。◆とき/1月19日(金曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/1月5日(金曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

その他の検査・健診

HIV・性感染症検査

 HIV、クラミジア、梅毒の検査ができます。匿名。診断書は発行しません。◆とき/月2回金曜日午前9時30分~11時45分。1人15分。結果説明は原則1週間後。◆ところ/保健所。◆定員/各先着9人。◆申し込み/電話で地域保健課へ。

国保健康診査(特定健診)

 身体測定、尿検査、血液検査など。対象者には、誕生月の前月末に受診票を送ります。今年4月2日以降の加入者は国民健康保険課へ問い合わせてください。特定健診の代わりに人間ドックを受診した人には受診費用の一部助成制度があります。詳しくは市ホームページへ。◆対象40~74歳の吹田市国民健康保険加入者。国保以外の保険の加入者は、加入している健康保険の保険者へ問い合わせてください。◆問い合わせ/国民健康保険課。

在宅要介護者・児訪問歯科健診

 年1回、自宅で歯科健康診査を行います。◆対象/要介護者・児で通院ができない人。◆申し込み/電話かファックスで吹田市歯科医師会(電話6389-6881 ファックス6389-3387)へ。◆問い合わせ/成人保健課。

相談

 面談は予約制。◆とき/月曜日~金曜日。祝日・休日、年末年始は除く。

健康相談

 健康、食事、禁煙、生活習慣病の予防など。◆ところ/保健センター、同センター南千里分館。◆問い合わせ/成人保健課。

こころの健康相談

 統合失調症や気分障がい、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症、認知症、ひきこもりなど。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/地域保健課。

医療相談

 医療機関に関する相談や苦情などに応じます。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/保健医療総務室。

くらしの情報

口腔ケアセンターの催し

障がい者(児)のお口のケアとリハビリテーション

 歯科医師による口腔の健康度チェックと口腔ケア指導。◆とき/1月21日(日曜日)午前10時~正午。◆対象/会場へ来所できる障がい者(児)。難病や脳梗塞後遺症がある人も可。◆定員/先着10人。◆申し込み/12月1日(金曜日)から催し名、住所、名前(ふりがな)、電話番号と年齢を電話かファックスで同センターへ。

ドクターメモ

スギ花粉症やダニアレルギーが増えています
アレルギー性鼻炎の最新治療

 年が明けると、花粉症の時期が始まります。コロナ禍による外出自粛期間の終了と重なり、今年の花粉症の時期には大変多くの人が受診しました。また、住宅環境などの変化により、ダニアレルギーの子供が増えています。

 これまで、アレルギー性鼻炎の治療として、主に薬物療法が行われてきました。しかし近年、スギ花粉症やダニアレルギーの根本治療として、舌下免疫療法を受ける人が増えています。3~4年と長期間の治療が必要ですが、特にスギ花粉症の場合は翌年に多くの人が効果を実感し、続けるモチベーションになっています。1日1回、舌下で薬を保持するだけなので、5~64歳の人であれば、誰でも取り組めます。

 手術治療としては、レーザー治療があります。レーザーで鼻の粘膜を焼いて、鼻づまりなどの症状を軽くします。治療の有効期間が1~2年と言われていますが、何度でも治療を受けられ、薬物療法や舌下免疫療法と組み合わせることも可能です。

 スギ花粉症の人は、従来の治療で効果不十分な場合は、抗IgE抗体製剤の治療を受けることもできます。ただし、年齢などの条件があるほか、定期的な皮下注射が必要で、行っている施設も限られます。

 最近では、注射器を使わず、指先から少量の血液を採るだけで、41項目のアレルギー物質が検査できる機械が発売されました。食物アレルギーも調べられ、採血の苦手な人や小さな子供でも簡単に検査できます。まずは近くの耳鼻科を受診し、アレルギーの原因を調べたうえで、自身にとって最良の治療を受けるのが一番と考えます。

吹田市医師会 田口 大藏

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