食育講演会「なぜ食べ過ぎるのか 脳を味方に食欲とつき合う」を開催しました(平成29年6月)
ページ番号1016201 更新日 2022年10月21日
とき
平成29年(2017年)6月27日(火曜)10時30分~12時00分
ところ
千里市民センター大ホール
参加者数
196人
内容
「なぜ食べ過ぎるのか 脳を味方に食欲とつき合う についての講演」
講師 山本隆氏(畿央大学健康科学部健康栄養学科教授)
山本教授は味覚生理学や食行動の脳科学を研究されており、おいしいものはなぜ食べ過ぎるのかについてお話しいただきました。
おいしいと感じると脳からβエンドルフィンが出る。
これは麻薬のような依存性の作用があり、「やみつき」「食べ過ぎる」ということに繋がる。おいしいと感じるのは「本能」であり、人はおいしさの功罪を知り、知性を働かせることが大切だと話されました。
食欲をコントロールするための6か条
- 早食いをしない
- よく噛んで食べる
- 回数を分けて食べる(一度にたくさん食べない)
- 和食中心にする
- 目の前に食べ物を置かない
- ダイエットはあせらず
そして、「和食のすすめ」として素材の味を大切にすることやだしの「うま味」を利用することで減塩でもおいしく食べることができる。特に昆布(グルタミン酸)とかつお(イノシン酸)などのうまみの成分を2種類合わせることでうま味成分が7~8倍に増強されるということなど食生活のコツについてもご紹介いただきました。
参加者の声(抜粋)
- 腹八分目を守り、食べ過ぎないようにしたい。
- 昆布やかつおでだしを取り、和食中心の食事にしていこうと思った。
- 食生活を見直し、ゆっくりよく噛んで食べようと思う。
- 健康で長生きするために今日聞いたことを実行していきたい。
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