吹田の魅力を世界に発信!〔市報すいた 令和7年(2025年)12月号〕

ページ番号1041120 更新日 2025年11月28日

 4月13日~10月13日の184日間、夢洲(大阪市)で開催された大阪・関西万博。市は、同万博内で開催された大阪の魅力を発信するイベント、「大阪ウィーク~春・夏・秋~」に出演・出展しました。 大阪ウィークで行われた各イベントを振り返りながら、吹田の魅力を紹介します。

◆問い合わせ/シティプロモーション推進室(電話6318-6371 ファックス6384-1292)

大阪の祭!~EXPO2025 春の陣~

 大阪府内各地から約40台のだんじり、やぐら、みこしなどが出展・実演しました。市からは、吹田だんじり祭実行委員会を代表して西奥町地車が出展し、実演では、お囃子で会場を盛り上げました。

市の地車

 市内には7台のだんじりがあり、いずれも江戸時代に作られたもので、市の指定有形民俗文化財に指定しています。駒などの消耗部分以外は当時のままで、ほとんどのだんじりは現在も吹田だんじり祭で曳行しています。大阪府内でも珍しい、動く文化財です。

大阪の祭!~EXPO2025 真夏の陣~

 大阪府内に伝わるさまざまな「盆踊り」の担い手が集結。山田地区権六おどり保存会や一般公募の市民、市内の大学生など約160人が参加し、山田権六おどりを披露しました。

山田権六おどり

 山田地区で古くから踊り継がれてきた踊りで、市の地域無形民俗文化財に指定しています。踊りの由来は、宮大工の権六が、建築に携わった円照寺(山田東3)の見事な出来栄えに感動し、近くや遠くで手をかざしながら見入った仕草だと言われています。

地域の魅力発見ツアー~大阪43市町村の見どころ~

 地域の魅力発見ツアーは、5月、7月、9月に実施された、府内市町村の特色を体感できるイベント。7月には吹田くわいに関する展示やデジタル紙芝居、商品販売など、9月には障がい者の芸術として知られている「アール・ブリュット」の展示を行いました。

吹田くわい

 吹田くわいは、なにわの伝統野菜の一つ。芽が出ることから“めでたい”野菜として、お正月のおせち料理などに使われます。他のくわいに比べて、小粒でやわらかく、甘味が強いのが特徴。江戸時代中期からの約200年間、京都御所に献上されていたとの記録もあります。

市のだんじりや山田権六おどりは「吹ちゅ~ぶ」でも紹介しています。

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