ピックアップ吹田〔市報すいた令和5年（2023年）4月号〕

江坂・桃山公園がリニューアルオープン

　4月に、江坂公園、桃山公園がリニューアルオープンします。江坂公園は、カフェやレストランを新たに設置し、遊具や休憩所などをリニューアル。桃山公園は、新たにパークセンターを設置し、休憩所などをリニューアル。

　リニューアルを記念して、4月8日（土曜日）午前11時～午後4時45分に江坂公園、4月9日（日曜日）午前10時～正午に桃山公園でイベントを開催します。イベントの詳細は、各公園のホームページで紹介しています。

　どちらの公園も多世代が交流し、快適に利用できる公園になりましたので、ぜひ足を運んでみてください。

JR岸辺駅前・吹田駅前で卒煙支援ブースが供用開始

　4月3日（月曜日）午後1時からJR岸辺駅北口で「卒煙支援ブース」が供用開始。卒煙支援ブースは、禁煙を促す密閉型喫煙所で、たばこの煙やにおいが漏れにくくなっています。また、ブース内では禁煙を促す動画の上映を行い、喫煙者に対して禁煙を意識するきっかけづくりを行います。JR吹田駅北口に設置した卒煙支援ブースは、4月中旬ごろから供用開始予定です。

後藤圭二の市長コラムこもれび通り

地の塩、世の光

　市長に就いて約８年、どちらかというと短く感じています。行政は1年周期で回るため、試行錯誤を重ねる回数は限られます。40数年の行政経験と8年の市長経験を経たとはいえ「やるべきことをやり切った」とはなりません。

　臨んだ市議会は30回以上、市長答弁は実に約1500回。議論を重ね、政策が決定され、そして今の吹田市がある。まさにそこは民主主義の学校であり、実に多くの学びがありました。

　これまでを振り返ると、新年に集まった約3000人の二十歳の顔が思い浮かびます。彼らはこれから、何周もの人生のトラックを走りますが、時には立ち止まったり、コースを外れたりすることもあるでしょう。一体、彼らのゴールはどこにあるのでしょうか？

　思春期に、考えても答えの出なかった「何のために生きているのか？」という問いに対し、今少し見えてきたのは、どうやら「自分のためだけに生きるのではない」ということです。

　自分も大事、その自分が役立つ場も大事、そして何よりも互いを必要とし合う身近な存在こそが最も大事。若い頃の私にはぼんやりとしか見えていなかったゴールは、まだまだ遠く、道半ばの私です。

　4年前もここで書きましたね。一旦ここでペンを置かせていただきます。毎月のご愛読を、ありがとうございました。