新型コロナウイルス感染症に関連する人権の尊重

ページ番号1006499 更新日 2023年5月12日

新型コロナウイルス感染症に感染した方々やそのご家族、最前線で働いてくださっている医療従事者の方々やそのご家族、外国人の方々等に対して、不当な差別、偏見、いじめ、誹謗中傷等は許されません。
新型コロナウイルス感染症に対して、不安に思う気持ちは誰にもあります。不安から人を傷つけるような言動を慎み、相手の気持ちに寄り添った思いやりのある行動を心がけましょう。

ポスター:ストップ、コロナ差別

新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別を防止する規定が設けられています

「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律」(令和3年法律第5号)が、令和3年2月3日に可決成立し、2月13日に施行されました。
感染者やその家族、医療従事者等の人権が尊重され、差別的な取扱いを受けることのないよう、偏見や差別を防止するための規定が設けられました。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する差別等の防止について

体質や持病などの理由で、新型コロナワクチンを接種できない人もいます。
また、接種を受けることは強制ではなく、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただくことになります。
接種していない人に対して、接種の強制や差別、不利益な取り扱いを行うことのないよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症が持つ”3つの顔”とは?

イラスト:新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!

感染者や濃厚接触者、検査中の方、医療従事者に対する偏見・差別などの現状

実際に以下のような切実な声が寄せられています

生活の場面で

  • 濃厚接触者になった人から、罵声を浴びせられた。
  • 玄関や店の扉に「出て行け」「自粛してください」などの張り紙をされた。
  • 頻繁な苦情電話をかけられた。

学校や保育園などで

  • 感染したことが周囲に伝わると、学校で子供がいじめられそうだと心配だった。
  • 濃厚接触者であることを知られたくなかったので、子供が学校を休むことに不安が募った。
  • 家族が医療従事者というだけで、学校や保育園から通学・通園を拒まれたように感じた。

仕事の場面で

  • 職場の雰囲気から、仕事を辞めざるを得ないかもと悩んだ。
  • 回復後、復職したら、一緒に働きたくないとパートの同僚が辞めた。
  • 体調不良を職場に言いづらかった。

保健所の調査対応で

  • 会社、学校、立ち寄り先に迷惑をかけたくなかったので、保健所の聞き取りに答えられなかった。

このウイルスは誰にでも感染しうるものです。
人は、恐怖心、不安感から人を傷つけるような行動をとってしまっていることがあります。
実際に、感染者や濃厚接触者、医療従事者が偏見や差別に苦しんでいます。
ウイルスについて正しく理解を深め、今できることを実践していきましょう。

新型コロナウイルス感染症による不当な差別や偏見、排除などの人権侵害に悩む市民の相談を行っています

ひとりで悩まずにぜひ相談してください。

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市民部 人権政策室
〒564-8550 大阪府吹田市泉町1丁目3番40号 (高層棟1階 134番窓口)
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【人権・平和】 06-6384-1513
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【男女共同参画】 06-6384-1461
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