吹田市社会福祉協議会「ご近所同士みんなで支え合うまち」をめざして〔市報すいた 令和5年(2023年)11月号〕

ページ番号1029935 更新日 2023年10月31日

「ご近所同士みんなで支え合うまち」をめざして ~地区福祉委員会の取り組み~

◆問い合わせ/同協議会(電話6339-1205 ファックス6170-5800)

地区福祉委員会とは

 地域住民がボランティアで運営している団体です。おおむね小学校区に1つ、市内に33の地区福祉委員会があり、社会福祉協議会と連携してさまざまな地域の支え合い活動を行っています。主な活動として、子育て世帯を対象とした子育てサロンや、高齢者を対象としたふれあい昼食会やいきいきサロン、障がい者や世代の垣根を超えた交流会などを行っており、身近な場所での居場所づくりに取り組んでいます。

地区福祉委員会の主な活動

いきいきサロン

 高齢者を対象に地域の拠点で、情報交換や茶話会などを行っています。外出の機会をつくることで、閉じこもり防止や介護予防にもつながっています。

障がい者(児)交流

 地域の障がい者とその家族を対象に、茶話会などの交流会を開催するほか、障がい者施設との交流を行っています。

世代間交流

 昔遊びなどを通して、地域の高齢者と小学生など多様な世代が交流し、つながりをつくる機会を創出しています。

子育てサロン

 同年代の子供を育てている人たちが集まり、交流したり子育て情報を交換したりする場所です。身近な子育ての先輩である地区福祉委員やコミュニティソーシャルワーカー(CSW)が参加しているため、気軽に悩みを相談することができます。

青山台地区福祉委員 中野裕子さん

 青山台地区の子育てサロンは、主に5人のメンバーと地域の保育園の協力で運営しています。地域のおばちゃんとしてみなさんに親しんでもらえるよう、手先が器用な人、楽器が演奏できる人など、それぞれの長所を生かして活動しています。

 もともと子供とふれあうことが好きで、保育園でアルバイトをしていたところ、福祉委員に声をかけられたのが活動に参加したきっかけです。保護者や子供たちの笑顔が何よりのやりがいです。

 この地域は一人で子育てをしている人が多いように感じます。何気ない世間話だけでも気が晴れます。予約はいらないので、気軽に利用してください。また、何か気になることがあればCSWに相談することもできるので安心ですよ。

利用者の声

 利用者には歳が近い子供が多いので、子供の友達づくりのために参加しましたが親同士も身近なつながりを作ることができました。福祉委員のみなさんには、家での遊び方やお薦めの絵本を教えてもらえて助かっています。育児に悩んだときは、ベテランのみなさんに話を聞いてもらうこともできます。

 近所の福祉委員さんに声をかけてもらったことがきっかけで、参加するようになりました。引っ越してきたので地域に知り合いがおらず、心細い中での子育てで心配でしたが、つながりができて安心しました。子供と2人でいることが多いので、良い気分転換にもなります。

コミュニティソーシャルワーカー(CSW)

 生活や福祉などの身近な困りごとについての相談員です。各地域の福祉委員会の活動に参加するなど、地域内のボランティア団体などと連携して解決の方法を一緒に考えます。詳しくは、社会福祉協議会ホームページを確認してください。

あなたのまちの子育てサロンはこちら!

 吹田市社会福祉協議会の「すいた子育て仲間づくり情報 きらきら」では、子育てサロンをはじめ、子育てサークル、子育て広場、公共施設の情報を見ることができます。

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