すこやかライフ〔市報すいた 令和5年(2023年)2月号〕

ページ番号1025806 更新日 2023年1月31日

保健・医療の情報コーナー すこやかライフ

成人保健課(〒564-0072出口町19-2保健センター内 電話6339-1212 ファックス6339-7075)

保健医療総務室(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2225 ファックス6339-2058)

地域保健課(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2227 ファックス6339-2058)

国民健康保険課(電話6384-1239 ファックス6368-7347)

口腔ケアセンター(〒565-0862津雲台1-2-1 電話6155-8020 ファックス6873-3030)

◆新型コロナウイルス感染症の影響で掲載内容が中止・延期・変更になる場合があります。イベントなどの開催の有無は市ホームページか各室課への問い合わせなどで確認してください

各種健(検)診

 加入している公的医療保険の種類に関係なく受診可。65歳以上は無料。64歳以下で吹田市国民健康保険の加入者は国民健康保険課へ、市民税非課税・生活保護世帯は検診の2週間前までに成人保健課へ申請すれば、いずれも無料。◆問い合わせ/成人保健課。

健診

30歳代健診

血圧測定、尿検査、血液検査など。30~39歳。無料。

成人歯科健診

口腔内検査、歯面清掃など。30~74歳。障がいのある15~74歳の人は通年受診可。無料。

個別検診

問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。

誕生月かその翌月の受診を推奨。

◆ところ・申し込み/直接、協力医療機関へ。協力医療機関は市報10月号と同時配布した「各種健診・検診ガイド」と成人保健課のホームページに掲載しています。

胃がん検診

集団検診か、どちらかを選んで受診してください。

胃内視鏡検査(のど、鼻腔への局所麻酔以外の痛み止めや、鎮静薬は使用できません。また、抗血栓薬を服用している人は受診できません)。50歳以上で今年偶数年齢になる人。2000円。

大腸がん検診

便潜血反応検査。40歳以上。300円。

肺がん検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の結核検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。

X線検査。40歳以上。400円。問診の結果、必要な人のみ喀痰検査。50歳以上。別途500円。

子宮がん検診

頸部細胞診。20歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。500円。問診の結果、必要な人のみ体部細胞診。別途500円。

乳がん検診

マンモグラフィと視触診。40歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。1000円。

前立腺がん検診

血液検査。50歳以上の男性。700円。

結核検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。 

X線検査。65歳以上。無料。

B・C型肝炎検診

血液検査。20歳以上で、B・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない人。無料。

骨粗しょう症検診

骨量測定。20~70歳で年齢の下1桁目の数字が今年0か5になる人。1000円。

聴力検診

6周波の聴力検査。今年50・55・60・65・70歳になる人。500円。

集団検診

問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。

胃がん検診

個別検診か、どちらかを選んで受診してください。

X線検査。50歳以上。1000円。昨年胃内視鏡検査を受けていない人。◆とき/(1)3月6日(月曜日)、(2)3月16日(木曜日)。いずれも午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/(1)2月20日(月曜日)、(2)3月2日(木曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

大腸がん検診

便潜血反応検査。40歳以上。300円。◆とき/(1)3月6日(月曜日)、(2)3月16日(木曜日)。いずれも午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/(1)2月20日(月曜日)、(2)3月2日(木曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

肺がん検診

65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、結核検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。

X線検査。40歳以上。400円。喀痰検査は実施していません。50歳以上で、喫煙指数(1日の平均喫煙本数×喫煙継続年数)が600以上の人は、喀痰検査の対象となります。市内の協力医療機関で実施する肺がん検診を受診してください。◆とき/3月6日(月曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/2月20日(月曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。

その他の検査・健診

HIV・性感染症検査

 HIV、クラミジア、梅毒の検査ができます。匿名。診断書は発行しません。◆とき/月2回金曜日午前9時30分~11時45分。1人15分。結果説明は原則1週間後。◆ところ/保健所。◆定員/各先着9人。◆申し込み/電話で地域保健課へ。

国保健康診査(特定健診)

 身体測定、尿検査、血液検査など。対象者には、誕生月の前月末に受診票を送ります。令和4年4月2日以降の加入者は国民健康保険課へ問い合わせてください。特定健診の代わりに人間ドックを受診した人には受診費用の一部助成制度があります。詳しくは市ホームページへ。◆対象/40~74歳の吹田市国民健康保険加入者。国保以外の保険の加入者は、加入している健康保険の保険者へ問い合わせてください。◆問い合わせ/国民健康保険課。

在宅要介護者・児訪問歯科健診

 年1回、自宅で歯科健康診査を行います。◆対象/要介護者・児で通院ができない人。◆申し込み/電話かファックスで吹田市歯科医師会(電話6389-6881 ファックス6389-3387)へ。◆問い合わせ/成人保健課。

相談

 面談は予約制。◆とき/月曜日~金曜日。祝日・休日、年末年始は除く。

健康相談

 健康、食事、禁煙、生活習慣病の予防など。◆ところ/保健センター、同センター南千里分館。◆問い合わせ/成人保健課。

こころの健康相談

 統合失調症や気分障がい、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症、認知症、引きこもりなど。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/地域保健課。

医療相談

 医療機関に関する相談や苦情などに応じます。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/保健医療総務室。

くらしの情報

口腔ケアセンターの催し

障がい者(児)のお口のケアとリハビリテーション

 歯科医師による口腔の健康度チェックと口腔ケア指導。◆とき/3月19日(日曜日)午前10時~正午。◆対象/会場へ来所できる障がい者(児)。難病や脳梗塞後遺症がある人も可。◆定員/先着10人。◆申し込み/2月1日(水曜日)から 催し名、住所、名前(ふりがな)、電話番号と年齢を電話かファックスで同センターへ。

ドクターメモ

急性中耳炎

 中耳炎とは、鼓膜の奥にある空間の中耳で起こる炎症です。さまざまな種類がありますが、その中でも最も多く、一般的に中耳炎といわれているのが急性中耳炎です。生後3歳までに8割以上の人が、少なくとも一度はかかるといわれています。風邪をひいたときなどに鼻の細菌やウイルスが、耳と鼻をつないでいる耳管を通って中耳に入り、炎症を引き起こします。

 急性中耳炎になると耳が激しく痛み、聞こえの悪化、耳が詰まる感じ、発熱などの症状が出ます。中耳に膿がたまり、悪化すると鼓膜が破れて耳から膿が出てくることもあります。乳幼児では、機嫌が悪くなったり、急に泣き出したりすることがあるので、子供からのサインに気を付けてあげてください。

 診断するには、鼓膜を詳しく観察することが重要で、鼓膜が赤くなったり、腫れていたり、膿が出ていたりしていないかを見ます。ほかに発熱や耳の痛みといった症状を聞き、鼻の中にいる細菌の検査(細菌培養検査)などで調べます。

 治療は、程度が軽いときには自然に治ることも多いので、抗菌薬を使わずに様子を見ます。中程度以上では、抗菌薬の内服や鼻水が中耳に入ることを防ぐため、鼻水の吸引処置、鼻のネブライザー治療(霧状の薬液を吸入する治療)が必要です。そのほか耳の処置も必要で、症状によっては鼓膜を切開して中の膿を出して治療することもあります。中耳炎を疑うときには、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

吹田市医師会 朝永 康徳

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