中学3年生のインフルエンザワクチン接種費用を一部助成します

ページ番号1025942 更新日 2025年8月14日

インフルエンザワクチン接種費用助成事業(中学3年生対象)

インフルエンザへの感染により受験等に影響のある中学3年生の方が、インフルエンザワクチンを接種した費用の一部を助成します。

ワクチン接種および助成について

助成対象者

中学3年生の吹田市民

対象者には「インフルエンザワクチン接種費用一部助成のご案内」はがきを9月末ごろに送付します。

助成回数

1回

助成金額

2000円(インフルエンザワクチン接種の際に「インフルエンザワクチン接種費用一部助成のご案内」はがきの宛名の方が、吹田市インフルエンザワクチン協力医療機関に、はがきを持参すると医療機関が設定している金額から2000円を引いた金額で接種ができます。)

助成期間

令和7年(2025年)10月1日(水曜)から令和8年(2026年)1月31日(土曜)まで

接種時に必要なもの

  • 母子健康手帳
  • はがき「インフルエンザワクチン接種費用一部助成のご案内」
  • 住所のわかる書類(医療証、マイナンバーカード等)

助成のできる医療機関

助成のできる医療機関は9月中に公表します。

病気の説明

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられます。子どもではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。

インフルエンザワクチンの有効性

インフルエンザは、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や、死亡される方もいます。インフルエンザワクチンの接種により、このような重症化を予防することができます。
国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また、16歳未満の小児を対象にした海外の研究において、77~91%の発病を阻止したとの報告もあります。
一方で、現在用いられているインフルエンザワクチンでは、インフルエンザウイルスの「感染」を完全に抑える働きはありません。また、「発病」を抑える効果については一定程度認められているものの、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果はありません。

日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬にピークを迎えます。そのため、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。

インフルエンザワクチンの副反応

ワクチンを接種した時、免疫がつく以外の反応(副反応)がみられることがあります。接種を受けられた方の10~20%に、接種したところの発赤、腫脹、疼痛等がみられ、5~10%に全身反応として、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられますが、通常は2~3日中に消失します。また、ごくまれにショック、アナフィラキシー等がみられることもありますが、接種を行う医療機関では、医薬品などの準備がされています。接種後に体調の変化等がみられた場合は、接種した医療機関にご相談ください。

健康被害が発生した場合の対応

中学3年生のインフルエンザワクチン接種は、吹田市内の協力医療機関で接種した場合は「吹田市行政措置予防接種」となります。万が一、接種後、健康被害が生じた場合は接種医療機関を受診してください。

生じた健康被害とワクチン接種との関連が認定されると、「医薬品副作用被害救済制度」及び「全国市長会予防接種事故賠償補償保険による補償」が適用される場合があります。

このページに関するお問い合わせ

健康医療部 地域保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
電話番号:
【感染症・難病・精神保健・事業推進】 06-6339-2227
【予防接種】 06-4860-6151
ファクス番号:06-6339-2058
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