吹田市と関西大学大学院社会安全研究科が連携研究に関する協定を締結(2023年3月15日提供)
ページ番号1026718 更新日 2023年5月31日
総務部 危機管理室(電話:06-6384-1753)
吹田市は3月14日(火曜)、関西大学大学院社会安全研究科との間で、相互の人的、知的資源の交流と活用を図り、都市防災の連携研究に関する協定(以下「本協定」という。)を締結しました。
1 協定の趣旨
本協定では本市と関西大学社会安全研究科が包括的な連携のもと、安心・安全で魅力ある防災まちづくりの形成と発展の核となる地域特性に応じた防災・減災対策の充実に寄与するため、人的・知的資源の交流を図り、共同して都市防災について研究することを目的として、協定を締結するものです。
具体的な連携方法は、吹田市内外からの寄付により寄附講座として共同研究室「すいた防災ラボ」を設置し事業の実施管理を行います。
2 協定の内容
(1)相互の防災・減災対策・研究の発展に資する事業
相互の地域防災や災害対応の向上のための活動現場を両者の研究、実践に効果的に活用し、活動内容の充実を図ります。また、関係する企業や団体等を積極的に巻き込み、産官学連携した活動を推進いたします。事業の実施にあたり、吹田市内外からの寄付により寄附講座として共同研究室「すいた防災ラボ」を設置し事業の実施管理を行います。
(2)相互の人材の育成
双方が連携して取り組む防災研究の成果は、「学びの実化」として社会実装され実務に生かされることが重要となることから、平時より研究者や学生、行政職員とが密接な連携を図り研究活動に従事するものです。また、将来防災に携わる人材や防災業務を担当する職員が「すいた防災ラボ」を核に、連携した活動や意見交換を通して、社会安全に関する企画ができる人材育成を推進いたします。
(3)関西大学社会安全研究科の教育研究活動及び課外活動
社会安全研究科の持つ人的・知的研究資源を用いつつ、防災・減災研究を実践するフィールドとして吹田市が協働しながら、地域の防災・減災に貢献する高度な研究活動の実施、およびそれらの知見を蓄積した研究機関の高度化に寄与することを推進いたします。
(4)吹田市における安心・安全で魅力的な防災まちづくりの推進
インフラや市民の人口動態、住居形態など「吹田市に効果的な都市型の危機対応・防災」に関するシミュレーションを共同で行い、まちの安全を高める特性に応じた効果的な対策を実現するための要件、項目整理等について社会実装を目指し研究活動に取り組みます。
上記のほかにも、さまざまな連携事業に取り組んでいく予定です。
3 協定締結式
(1)締結日
3月14日(火曜)
(2)主な出席者
- 吹田市
市長 後藤圭二
危機管理監 中野勝
危機管理室長 有吉恭子 - 関西大学
理事長 芝井敬司
社会安全研究科長 土田昭司
社会安全研究科教授 越山健治