ピックアップ吹田〔市報すいた 令和8年(2026年)1月号〕
ページ番号1041428 更新日 2025年12月26日
市議会11月定例会に提案
主な内容を紹介します。
予算案件
税務システム及びコンビニ交付システム改修費用(令和7~8年度)
7208万円
税制改正により、令和8年度から給与所得控除の見直し、特定親族特別控除の創設などが行われることに伴い、税務システムなどの改修を行います。
豊一留守家庭児童育成室リース費用(令和7~18年度)
1億1968万円
児童数の増加に対応するため、留守家庭児童育成室を増築するものです。
Panasonic Stadium Suita 10周年記念プロジェクト始動
企業や個人からの寄付と助成金を活用して建設され、市に寄贈された同スタジアム。ガンバ大阪のホームスタジアムとして親しまれている同スタジアムの10周年を記念し、ガンバ大阪が記念プロジェクトを始動させました。特設WEBサイト内の連載企画「パナスタ物語」では、スタジアム建設に携わった関係者などへのインタビューを通して、建設の裏話やそれぞれの思いを知ることができます。
市報すいた 優良賞を受賞
「第37回近畿市町村広報紙コンクール」で、市報すいた令和7年10月号が優良賞を受賞しました。同コンクールは、毎日新聞社・毎日文化センターの主催で、優れた広報紙を表彰するものです。取材に協力いただいたみなさんや読者のみなさんに心から感謝申し上げます。
今後も、市の情報を分かりやすく伝え、市民のみなさんに愛される広報紙をめざしてまいります。
後藤圭二の市長コラムこもれび通り
大人になる
20代後半に「世の中の事はだいたい分かった」と考えていた私は、世間知らずの若造でした。こんな若造は、自分が大人になりきれていなかったことに、いつ気が付くのでしょう。
私は、熱中していたテニス、野球、スキーで永遠に上達し続けると思い込んでいた自分から卒業したとき、「大人になった」と感じました。
誰しも肉体は老化します。スポーツで必要な身体能力もピークを過ぎれば衰えるのは当然。しかし、実際に自分の身に起こるまで、自称アスリートの私には無縁な気がしていたのです。50歳ごろ、細かい字を読みにくくなってきた時には、いよいよ老化を実感しました。
肉体は箱で、心はそれを間借りしている。と、私は思っています。箱は有機物、年月が経てば当然劣化します。しかし、「心」に衰えを感じるかどうかは自分しだいです。
昨年の後半、私はいろいろとチャレンジする機会を得ました。書道展への出品、ピックルボールやゴールボールへの挑戦。和太鼓の演奏でステージに立ち、国際音楽祭でオーケストラを指揮、年末にはドイツ語で「第九」を合唱。いずれも軽い気持ちで引き受け、後に本番の高いハードルに直面し「あぁ、引き受けんといたら良かった」と逃げ出したくなることの繰り返し。
いまだに若造感が抜けきらない私。「渋い大人」になる日は、どうやらまだ遠いようです。