しっかり備えて早めに避難〔市報すいた 令和7年(2025年)6月号〕
ページ番号1039248 更新日 2025年5月30日
日頃から水害対策をしておきましょう。
◆問い合わせ/危機管理室(電話6384-1753 ファックス6369-6080)
非常時に備えましょう
非常持ち出し品・非常備蓄品の準備を
台風の接近が分かってから慌てて食料品などを買い込もうとすると、駆け込み需要で店内が混雑している可能性が高いうえ、必要な物が売り切れで買えないこともありえます。日頃から準備をして、さまざまな災害に備えておきましょう。
準備OK?今すぐチェック
非常持ち出し品
すぐに取り出せる場所に用意しておくもの。
- 飲料水
- 懐中電灯
- モバイルバッテリー
- 軍手、ホイッスル、ヘルメット
- 携帯トイレ(トイレは災害時も我慢できません。1人1日5回分は確保しましょう)、ポリ袋、カイロ
非常備蓄品
ライフラインが止まった場合などに必要なもの。
- 3~7日分の非常食・飲料水
- 簡易トイレ
- 毛布、タオル、ウェットティッシュ
- 水タンク、使い捨ての皿・コップ
- カセットコンロ(非常食をおいしく食べるための必需品。ガスボンベは多めに(15~20本程度)確保しましょう)、ガスボンベ
準備のポイント
- 各家庭で必要なものは異なります。避難生活をイメージしてチェックしましょう。
例)乳幼児がいる家庭:ミルクやおむつ、ペットがいる家庭:ペットの餌や生活用品、薬を服用中の人:薬と、お薬手帳 - 最低3日分の食料を。可能であれば7日分を備蓄しましょう。
- 半年に1回は中身をチェック。保存期限を確認しましょう。
日常的に食べて買い足すローリングストックで上手に備蓄
いざというときの消費期限切れを防ぐことができ、非常時もふだんと近い食生活を送ることができます。
ローリングストックとは
- 日頃から少し多めに食料品や加工品を買い置きしておく
- 消費期限の前に食べる
- 消費した分だけ買い足す
というサイクルで行う備蓄方法
災害発生時、早めに避難しましょう
避難場所・経路の確認を
自然災害が発生したときは、自らの判断で避難行動をとることが原則です。市は、災害が発生する危険性が高まった場合に、起こりうる災害種別に対応した区域を示して避難指示などを発令します。ふだんから、避難するときに必要なことを家族や地域で確認し、いざというときの行動について考えておきましょう。
確認1 生活の場にどのような危険があるのか
市が作成しているハザードマップや地域防災計画を参照し、自宅や学校、職場などのよく立ち入る場所に、どのような危険があるのかを確認しましょう。
洪水になったときの浸水状況を3Dデジタルマップで確認できる リアルハザードビューア
Googleマップのストリートビューと洪水ハザードマップの浸水情報を組み合わせたリアルハザードビューア。自宅やよく行く場所が洪水時にどれくらい浸水するかを、実際のまちの景色の中で感覚的に見ることができます。
市指定の避難場所を確認し、そこまでの経路や移動手段を計画しておきましょう。
確認2 市から発令される避難情報と市民がとるべき行動
警戒レベル5 緊急安全確保
災害がすでに発生しているか、間もなく発生する状況です。ただちに安全な場所で命を守る行動をとってください。
警戒レベル4 避難指示
災害の発生が差し迫り、避難ができるぎりぎりの状況です。対象区域にいる人は、危険な場所から全員避難しましょう。
警戒レベル3 高齢者等避難
避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人は、危険な場所から避難しましょう。それ以外の人も、危険を感じたら自主的に避難をしましょう。
警戒レベル2 注意報(気象庁が発表)
警戒レベル1 早期注意情報(気象庁が発表)
警戒レベル4までに必ず避難
緊急的な対応について事前に備えておきましょう。
- 大雨で避難が必要だが、避難場所までの移動が危険と思われる場合
⇒自宅近くの、より安全と思われる建物(最上階が浸水しない建物、川沿いでない建物など)に移動する。 - 外出すら危険な場合(あふれた水が道路を流れている場合など)
⇒自宅建物内の、より安全と思われる部屋(上層階の部屋など)に移動する。
確認3 避難情報を迅速に入手できるよう備える
災害情報の入手方法(市ホームページ、防災無線、防災アプリなど)を確認
「災害情報自動配信サービス」に登録し電話やファックスでも入手
事前に申し込みをすると、洪水・土砂災害が発生するおそれがあるときの避難情報などが電話やファックスで配信されます。緊急地震速報は配信されません。受信時の通話料などは無料。折り返し電話をしたときは有料です。
申し込み方法など詳しくは危機管理室へ。