ピックアップ吹田〔市報すいた 令和5年(2023年)10月号〕

ページ番号1029635 更新日 2023年9月29日

市議会9月定例会に提案

 9月13日に開会した市議会9月定例会に提案した主な内容をお知らせします。

予算案件

大阪・関西万博を契機とした国際交流の実施

 政府が実施する万博国際交流プログラム(モデル事業)に選出され、スイスとライフサイエンス・ヘルスケアなどをテーマにした交流を実施するための費用。

400万円

戸籍住民登録事業の窓口業務最適化

 市民課窓口業務の効率化と市民サービスの向上のため、専門的な知識を持った事業者に業務分析などを委託するための費用。

846万円

教育委員の再任

 市議会の同意を得て、8月7日に和田光代さんが教育委員に再任されました。任期は4年です。

世界水泳選手権金メダル 安永真白さんに市長賞

 世界水泳選手権2023福岡大会・アーティスティックスイミング女子デュエットテクニカルルーティンで、金メダルを獲得した安永真白選手(24歳、井村アーティスティックスイミングクラブ)の功績を称え、9月7日に、市長賞を贈呈しました。

 安永選手は「世界水泳では初めてのデュエット出場だったので、この大会に懸ける思いは強かったです。目標だった金メダルが取れて本当にうれしい。パリオリンピックでもメダルを獲得できるよう頑張るので、応援をお願いします」と力強く話しました。

安永真白

 平成11年7月11日生まれ。吹田市出身。小学3年生のころに片山市民プールのシンクロ教室でアーティスティックスイミングに出会う。中学2年生の時に国際大会の代表に初選出。高校進学後は世代別日本代表に選ばれ、世界を舞台に活躍。東京オリンピックではチームに選出され、4位入賞。今大会ではほかに、チームフリールーティンで銀メダル、女子デュエットフリールーティンでも銅メダルを獲得しました。

後藤圭二の市長コラムこもれび通り

ご用件は何ですか?

 立ち止まって目線が泳ぐ。施設案内板をしばし眺める来庁者。そこにすかさず「ご用をお聞きしましょうか」「どちらをお探しですか」と声をかける職員。

 吹田市役所では案内コーナーだけでなく、プッシュ型の案内人である「コンシェルジュ」を配置しています。お客様対応の場でよく見かけるようになりました。

 多くの市役所では、壁や柱に矢印や番号で案内を掲示しているほか、タッチ式の大型液晶案内パネルを置くなどしてサービス向上に努めています。でも、ちょっと待って、これって何か間違ってない。それは「自分で探してください」ということでは?

 7年前、ハッと気付いた私は、市役所では珍しいコンシェルジュを急いで配置しました。本市は人口増加や大量の転入・転出により、ピークの時期には手続きに数時間お待たせすることもありますが、苦情は明らかに減りました。

 来庁者対応という言葉を顧客サービスに置き換えると、特に変わったことではありません。近頃は見知らぬ人に声をかけ、またかけられることがめっきり減りました。東京では絶滅寸前のおせっかい文化は大阪の強み。都会的でありながらも、ほっこりとした温かみを感じる吹田市の良さを、これからも大切にしたいものです。

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