新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ[市報すいた 令和5年(2023年)5月号]
ページ番号1027708 更新日 2023年4月28日
感染症法上、各感染症はうつりやすさや重症化のしやすさなどを総合的に判断し、1~5類感染症などに位置付けられています。その類型ごとに行政がとることができる措置(入院や就業制限など)が決められています。
これまで、新型コロナウイルス感染症は、感染症法で新型インフルエンザ等感染症と位置付けられ、入院措置や外出自粛など、私権制限を一律に適用可能な状態でした。しかし、現況では「国民の生命および健康に重大な影響を与えるおそれ」がある状態とは考えられないことから、5月8日(月曜日)から5類感染症に変更になります。
ただし、新型コロナウイルス感染症は、ほかの5類感染症とは異なる特徴や社会的影響をふまえ、国民の生命と健康を守りながら段階的に移行していくことになりました。
◆問い合わせ/地域保健課(出口町 電話6339-2227 ファックス6339-2058)
5類感染症への移行後の対応
熱やせきなどが出たときの検査・受診
5月7日(日曜日)までは診療・検査医療機関など。5月8日(月曜日)以降はかかりつけ医や近くの病院、外来対応医療機関。
陽性者登録センターへの登録
5月7日(日曜日)までは必要。5月8日(月曜日)以降は不要。
保健所からの連絡
5月7日(日曜日)までは一部あり。5月8日(月曜日)以降はなし。
陽性者の療養期間(外出自粛期間)
5月7日(日曜日)までは原則7日間。5月8日(月曜日)以降は法による外出自粛はなし(原則5日間の外出自粛を推奨)。
濃厚接触者の待機期間
5月7日(日曜日)までは原則5日間。5月8日(月曜日)以降はなし。
宿泊療養施設
5月7日(日曜日)まではあり。5月8日(月曜日)以降はなし。
レトルト食品などの配送
5月7日(日曜日)まではあり。5月8日(月曜日)以降はなし。
パルスオキシメータ―の貸し出し
5月7日(日曜日)まではあり。5月8日(月曜日)以降はなし。
検査、外来、入院医療の費用
5月7日(日曜日)までは無料。5月8日(月曜日)以降は原則、保険診療(9月末までコロナ治療薬は公費負担。入院の場合は一定の補助あり)。
相談窓口
発熱などの症状があり、受診できる医療機関を知りたい場合
吹田市新型コロナ受診相談センター
(平日午前9時~午後5時30分 電話7178-1370 ファックス6339-2058)
※夜間・休日(電話050-3531-4455 ファックス6339-2058)の相談は5月8日(月曜日)午前9時で終了します。
病院へ行った方がいいのか、すぐ救急車を呼んだ方がいいのか迷った場合
救急安心センターおおさか
(年中無休24時間対応 電話#7119か6582-7119)
夜間の子供の急病時、病院に行った方がいいのかどうか判断に迷った場合
小児救急電話相談
(午後7時~翌午前8時 電話#8000か6765-3650)
すいたんが保健所職員に聞いてみた
かかりつけ医がない場合、どこに受診したらいいの?
外来対応医療機関に相談してください。府内の外来対応医療機関は大阪府のホームページで公表しています。また、吹田市新型コロナ受診相談センターへの相談も可能です。
夜間の急な発熱で、すぐ病院に行ったほうがいいか、救急車を呼んだほうがいいかなど、判断に迷った場合は#7119または#8000に相談してください。
「外来対応医療機関」って何?
発熱などの症状がある人の対応ができる医療機関のことです。府内の外来対応医療機関は、大阪府のホームページで確認できます。「大阪府 外来対応医療機関」と検索してみてください。
市販の検査キットは使用していいの?
検査キットは引き続き薬局などで購入し、検査することができます。
陽性になった場合、いつから登校や出勤していいの?
登校や出勤については、それぞれの学校や勤務先に相談し、指示に従ってください。
入院したい場合はどうするの?
他の病気と同じで、入院は医師が判断します。本人の希望だけで入院はできません。診察した医師に相談してください。
陽性になったけど、外に出てもいい?
法に基づく外出の制限はありません。症状がある場合は、周りへの感染を防ぐためにマスクの着用や人混みを避けるなどの感染対策をしてください。(原則5日間の外出自粛が推奨されています。)
5月8日(月曜日)以降、受けられる支援は何かあるの?
大阪府のホームページに支援情報が記載されています。
「大阪府 自宅療養者支援サイト」と検索してみてください。
コロナが流行しているか知りたい場合はどうしたらいいの?
指定された医療機関から報告される感染者数を週に1回集計し、大阪府感染症情報センターのホームページで公開するので確認してください。
マスクや手洗いはしなくていいの?
マスクの着用は個人の判断が基本になりました。本人の意思に反して着脱を強いることがないよう、配慮してください。ただし、受診時や医療機関・高齢者施設を訪問するとき、通勤ラッシュ時など、混雑した電車・バスに乗車するときはマスクの着用をおすすめしています。手洗いなどの手指衛生や換気などの感染対策も有効です。