ピックアップ吹田[市報すいた 令和5年(2023年)5月号]

ページ番号1027707 更新日 2023年4月28日

市議会2月定例会で可決

 市議会2月定例会(2月20日~3月23日に開催)で可決された主な内容を紹介します。

条例案件

吹田市空家等の適切な管理に関する条例の制定

 空家等の問題の解消に向け、地域特性に合ったきめ細やかな対策を推進するため、空家等対策の推進に関する特別措置法では対応できない空家への措置や、緊急時の応急措置などを定めた条例の制定。

予算案件

令和5年度当初予算

 一般会計1563億2671万円を含む総額2334億7515万円。

主な施策

防犯カメラの充実

 災害時利用に伴う映像伝送機能付きカメラの導入や公園、小中学校、公共施設における防犯カメラの導入。

2611万円

小学校給食の無償化及び中学校給食費の半額補助

 子育て世代への経済支援策として、小学校給食の無償化と中学校給食の半額補助を実施。

11億3935万円

佐井寺西地区における土地区画整理事業の推進

 佐井寺西地区の都市計画道路などの整備に合わせた土地区画整理事業の手法による秩序ある良好なまちづくりの推進。

28億5975万円

北部消防庁舎等複合施設の整備

 北消防署、中消防庁舎、教育センター、土木庁舎などの各機能を集約した北部消防庁舎等複合施設の建設工事や南千里庁舎事務所棟解体撤去工事の実施。

74億9699万円

バンダイから災害時子供用おもちゃの寄付

 バンダイから、避難所でも使えるおもちゃの寄付を受けました。このおもちゃは、予期せぬ災害などの影響を受けた地域で、生活環境が大きく変わり、不安を抱えて暮らす子供たちに少しでも笑顔を取り戻すことができるよう、バンダイがセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協力を得て企画・開発したものです。

 寄付されたおもちゃは、3歳以上が対象年齢のスクィーズ人形5000個と1.5歳以上が対象年齢の空気ビニール人形1000個で、市内の避難所に配置を予定しています。

関西大学大学院社会安全研究科と都市防災の連携研究に関する協定を締結

 市は、3月14日に安心・安全で魅力ある防災まちづくりの形成と発展の核となる地域特性に応じた防災・減災対策の充実に寄与するため、人的・知的資源の交流を図り、共同して都市防災について研究することを目的に協定を締結しました。

 今後は、市内外からの寄付により共同研究室「すいた防災ラボ」を設置し、事業の実施管理を行います。

防災科学技術研究所と連携協力協定を締結

 市は、3月17日にレジリエントな社会構築のための地域の共創基盤構築に向けて、双方の持つ知見、学理を融合し、それぞれの現場、立場においての活動を連携させるため、連携協力に関する協定を締結しました。

 「市民・地域の防災力向上に関すること」「吹田市の災害対応力の向上に関すること」「平時の防災行政実務および災害対応のDX化に関すること」「市町村間の広域連携に関すること」の4項目を中心に、レジリエントな社会の構築をめざした技術開発や実証研究を促進していきます。

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