熱中症対策

ページ番号1017669 更新日 2023年8月9日

毎年、夏場には全国で多くの方が熱中症で救急搬送されています。
昼間、まちなかを通行中にめまいや立ちくらみを感じたときは、最寄りの公共施設で休憩されることをお勧めします。長い間、暑いところにいることは避け、涼しいところで一服し、水分も十分にとりましょう。
また、通気性の良い衣服を着用し、出かける際は帽子や日傘を利用することなども大切です。

熱中症による救急搬送

年代別では高齢者が約4割、成人(18歳以上65歳未満)で約3割、乳幼児と少年は合わせると2割以上を占めています。
また、熱中症による救急搬送者のうち、1割以上の方が入院しています。

熱中症警戒アラートを受信しましょう

熱中症の危険性が極めて高くなると予測された日には「熱中症警戒アラート」が発信されます。
同アラートは環境省のメールやLINEから受信することができます。
アラートの受信設定をして、発信された場合は積極的に熱中症予防行動をとってください。

なお、熱中症予防情報サイトで暑さ指数の実測・予測値を確認できます。

暑さ指数について

暑さ指数とは、WBGT指標(人体に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた値)で、労働や運動時の熱中症予防のための基準とされています。
暑さ指数が28℃以上の場合は、熱中症を発症する危険性が非常に高いので十分ご注意ください。

熱中症とWBGTとの関係

日常生活に関する指針

温度基準

(WBGT)

注意すべき生活活動の目安

注意事項

危険

(31以上)

すべての生活活動でおこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

厳重警戒

(28~31)※1

すべての生活活動でおこる危険性

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒

(25~28)※2

中等度以上の生活活動でおこる危険性

運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

注意

(25未満)

強い生活活動でおこる危険性

一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※1 28以上31未満、※2 25以上28未満を示します。
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

運動に関する指針

気温(参考)

WBGT温度

熱中症予防運動指針

35℃以上 31以上

運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。

特に子どもの場合は中止すべき。

31~35℃

28~31

厳重警戒(激しい運動は中止)

熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。

10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。

暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。

28~31℃ 25~28

警戒(積極的に休息)

熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。

激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。

24~28℃ 21~25

注意(積極的に水分補給)

熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。

熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

24℃未満

21未満

ほぼ安全(適宜水分補給)

通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水水分・塩分の補給は必要である。

市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さになれていない人など。
(公財)日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より

熱中症に関するリンク

地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業

令和3年度より、環境省の実施する「地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業」に採択され、その成果を報告しております。
詳細は「熱中症予防情報サイト」内の「環境省の取組について」をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策室
〒564-8550 大阪府吹田市泉町1丁目3番40号 (高層棟2階 232番窓口)
電話番号:
【庶務担当】 06-6384-1701
【環境美化担当】 06-6384-1361
【資源循環担当】 06-6384-1702
【環境まちづくり・環境パートナーシップ・エネルギー・脱炭素・環境戦略担当】 06-6384-1782
【やすらぎ苑担当】 06-6384-1793

ファクス番号:06-6368-9900
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