熱中症対策

ページ番号1017669 更新日 2024年7月12日

毎年、夏場には全国で多くの方が熱中症で救急搬送されています。
昼間、まちなかを通行中にめまいや立ちくらみを感じたときは、最寄りの公共施設で休憩されることをお勧めします。長い間、暑いところにいることは避け、涼しいところで一服し、水分も十分にとりましょう。
また、通気性の良い衣服を着用し、出かける際は帽子や日傘を利用することなども大切です。

高齢者向け熱中症対策ブック

高齢者は熱中症が重症化するリスクが特に高く、より効果的な啓発を行う必要があります。
高齢者の周りの方から啓発を行っていただくことで、より本人に届きやすい啓発ができると考え、ご家族や高齢者の介護を行う方から熱中症対策の呼びかけをしていただくときの資料として、高齢者向け熱中症対策ブックを作成しましたのでご活用ください。

クールオアシスについて

大阪府では、猛暑から府民の命を守るとともに健康被害の軽減を図ることを目的に、猛暑の際における外出先での一時避難所として、暑さをしのげる涼しい空間(クールオアシス)を事業者等にご協力いただき、提供しています。
気温の高い日や暑さで体調がすぐれなくなった時などに15分程度を目安に以下の施設を御利用ください。
以下の標識が目印です。

クールオアシス標識

 

期間・時間

期間:原則5月1日から9月末まで
時間:各施設・店舗の営業時間内でご協力可能な範囲

協力施設・店舗一覧

吹田市内の73の公共施設をクールオアシスとして登録しています。
お近くに立ち寄った際に暑さで体調が優れない場合は、一時避難所としてご利用ください。

またこのほかに、令和6年5月末時点で吹田市内17の民間施設・店舗がクールオアシスに登録されています。
詳細な情報は次のリンク先をご確認ください。

大阪府下のクールスポット等の暑さをしのげる施設をマップ上で確認することができますので、ぜひご利用ください。

 

おおさかクールオアシスプロジェクトへの登録方法

大阪府へ申込みが必要です。
詳細な情報は次のリンク先をご確認ください。

熱中症警戒アラートを受信しましょう

熱中症の危険性が極めて高くなると予測された日には「熱中症警戒アラート」が発信されます。
同アラートは環境省のメールやLINEから受信することができます。
アラートの受信設定をして、発信された場合は積極的に熱中症予防行動をとってください。

なお、熱中症予防情報サイトで暑さ指数の実測・予測値を確認できます。

前例のないような暑さの時は、熱中症特別警戒アラートが発表されます

気候変動適応法が改正され、令和6年度から広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがある場合に、「熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)」を発表することができるようになりました。

熱中症警戒アラートが発表されたときの対応以上に、熱中症に気を付け、室内等の涼しい環境で過ごすようにしてください。またこまめな休憩や水分・塩分補給をこころがけ、高齢者や乳幼児等のご自身で熱中症対策を取れない方の見守りや声掛け等の共助等をお願いします。

暑さ指数について

暑さ指数とは、WBGT指標(人体に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた値)で、労働や運動時の熱中症予防のための基準とされています。
暑さ指数が28℃以上の場合は、熱中症を発症する危険性が非常に高いので十分ご注意ください。

熱中症とWBGTとの関係

日常生活に関する指針

温度基準

(WBGT)

注意すべき生活活動の目安

注意事項

危険

(31以上)

すべての生活活動でおこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

厳重警戒

(28~31)※1

すべての生活活動でおこる危険性

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒

(25~28)※2

中等度以上の生活活動でおこる危険性

運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。

注意

(25未満)

強い生活活動でおこる危険性

一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※1 28以上31未満、※2 25以上28未満を示します。
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

 

運動に関する指針

気温

(参考)

WBGT温度

熱中症予防運動指針

35℃以上

31以上

運動は原則中止
特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合は中止すべき。

31~35℃

28~31

厳重注意(激しい運動は中止)

熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など対応が上昇しやすい運動は避ける。
10~20分おきに休憩をとり、水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。

28~31℃ 25~28

警戒(積極的に休息)

熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。

激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。

24~28℃

21~25

注意(積極的に水分補給)

熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。

熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

24℃未満 21未満

ほぼ安全(適宜水分補給)

通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水水分・塩分の補給は必要である。

市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さになれていない人など。
(公財)日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より

熱中症による救急搬送

年代別では高齢者が約4割、成人(18歳以上65歳未満)で約3割、乳幼児と少年は合わせると2割以上を占めています。
また、熱中症による救急搬送者のうち、1割以上の方が入院しています。

熱中症に関するリンク

地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業

令和3年度より、環境省の実施する「地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業」に採択され、その成果を報告しております。
詳細は「熱中症予防情報サイト」内の「環境省の取組について」をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策室
〒564-8550 大阪府吹田市泉町1丁目3番40号 (高層棟2階 232番窓口)
電話番号:
【庶務担当】 06-6384-1701
【環境美化担当】 06-6384-1361
【資源循環担当】 06-6384-1702
【環境まちづくり・環境パートナーシップ・エネルギー・脱炭素・環境戦略担当】 06-6384-1782
【やすらぎ苑担当】 06-6384-1793

ファクス番号:06-6368-9900
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