吹田市地域医療推進市民講演会開催報告
ページ番号1015884 更新日 2022年9月21日
自分や自分の家族が長期療養を必要とする状態になったときや、病院での積極的な治療が困難になった場合に、どう過ごすのかということを今から考え、また、自宅で療養するという選択肢もあるということを知っていただくために、在宅医療の具体的な内容をテーマにした講演会を開催しました。
講演会開催概要
「知っていますか?在宅医療のこと」 在宅療養という選択肢
- 日時
- 平成30年(2018年)7月14日(土曜)13時30分から15時30分まで(開場13時から)
- 場所
- 吹田市文化会館 メイシアター 1階 集会室
- 対象
- 市内在住・在勤・在学の方
- 参加者
- 107名
1.市からの報告 「なぜ今、在宅医療か」(吹田市健康医療部地域医療推進室)
吹田市の将来の人口推移と高齢化率、また医療に関する市民アンケートにおいて、在宅療養を希望すると回答した市民の割合などから、在宅医療が必要とされている理由を説明しました。
2.基調講演 「知っていますか?在宅医療のこと」
講演者:沖代 奈央氏(おきしろ在宅クリニック)
基調講演では、実際に在宅医療を提供している医師の視点から、在宅医療の基礎知識、在宅医療の良いところ、難しいところ、そして人生の最期に自分はどうありたいかということを考え、話をしておくことが重要であるということをお話しいただきました。

3.講演 「地域に寄り添う訪問看護」
講演者:上山 美紀氏(吹田市介護保険事業者連絡会訪問看護部会)
(協和訪問看護ステーション所長)
講演では、訪問看護とはどういったもので、どのようなことをしてもらうのか、またどういった人が利用できるのかについてお話しいただき、実際の訪問看護の現場の様子など写真で紹介していただきました。

4.市からの報告 「在宅療養を支える介護体制について」(吹田市福祉部高齢福祉室)
介護保険制度の仕組みや介護保険サービスの種類と内容、また、今年度策定した第7期吹田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(通称:吹田健やか年輪プラン)の概要について説明しました。

5.まとめ
今回の講演会の申込み時には、「長期療養が必要となった場合には在宅で療養することを希望している」、「両親を在宅で療養させてあげたいと思っている」など、御自身や御家族の将来のために知っておきたいということで、御夫婦や御家族で一緒に参加を希望される方が複数おられました。
講演では、分かりやすい言葉で、在宅医療の具体的な内容等について説明していただき、また、参加者の疑問や不安に対してお答えいただく質疑応答の時間もあり、アンケートを記入していただいた全員の方から「非常に参考になった」「参考になった」と回答いただきました。
地域医療に関する市民啓発は昨年度から開始しましたが、毎回定員を超えてお申込みをいただくなど、市民の皆様の関心が高く、今後も継続した啓発が必要であるものと考えております。
次回以降の企画につきましても、今回御参加いただきました市民の皆様の御意見等を参考に、テーマ選定などをしてまいります。
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 保健医療総務室
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番3号(吹田市保健所内)
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