着衣着火にご注意ください
ページ番号1007761 更新日 2024年3月22日
着衣着火による火災が市内で発生しました。下記の事項に留意して、着衣着火を防ぎましょう。
着衣着火とは
着衣着火とは、コンロで火を使って調理しているときなど、今着ている衣服に火がついて燃え上がる現象を「着衣着火」といいます。
特に長袖の厚着をする冬の時期に、袖口から着火するイメージもありますが、腹部から着火することもあります。
「着衣着火」は誰にでも起こりうる現象です。
下記のポイントを参考に、「着衣着火」にご注意ください。
着衣着火を防ぐポイント
- 綿・植物性繊維、パイル地、レーヨンなどの服は着火しやすいので、火を使って調理する時は燃えにくい防炎性能のあるエプロンやアームカバーをつける。
- 袖口が広がった服では火を使って調理をしないようにする。
- 服の表面が起毛していたり、炎が燃え広がりやすい素材の衣類は、わずかな炎の着火でも短時間に衣類の表面が燃え広がることもあるので、十分注意する。
- コンロの奥に調味料を置かないようにする。
(調味料をとるときに腹部などに着火する危険があります。) - 花火をする時や、お灯明を灯す時は、花火の火やローソクの火が衣服につかないようにする。
着衣着火してしまったら
- 衣服に火がついた場合、火を手ではたいて消えることもありますが困難です。
水道の水、流し台の洗い桶の水、花瓶の水、飲み水など近くにある水をかけてください。 - 近くに水がなければ、「ストップ!ドロップ!ロール!」(止まって!倒れて!転がって!)という、着衣着火時の防衛対策として、アメリカで考案された方法もあります。
ストップ!ドロップ!ロール!
- 火が着いたまま走ると、かえって火の勢いが増すこともあるので走らず、その場で止まる。
- 地面(床)に倒れこみ、燃えているところを押し付けるようにして、体と地面(床)をくっつける。
- 転がることで、服についた火が地面(床)と当たって服の広い範囲を窒息消火する。
転がる時は、両手で顔を覆うようにして、顔への火傷を防ぐ。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 総務予防室
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目21番6号 (消防本部・西消防署合同庁舎7階)
電話番号:
【総務グループ・企画グループ】06-6193-1115
【予防グループ】06-6193-1116
【北部消防庁舎等複合施設建設グループ】06-6193-1151
ファクス番号:06-6193-0101
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。